特許
J-GLOBAL ID:200903068143594318

内燃機関用バルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-073799
公開番号(公開出願番号):特開平11-270369
出願日: 1998年03月23日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の制御異常時にあっても、運転者の要求に基づく内燃機関の出力向上を可能とし退避走行性を確保すること。【解決手段】 内燃機関1の制御異常が検出されると基本的には発生出力を低下させる方向の制御が実行されフェイルセーフされるのであるが、この際に運転者による出力向上が要求されていると、VVT(可変バルブタイミング制御機構)10によってその運転状態における発生出力を増加する方向に補正される。これにより、例えば、電子スロットルシステムの故障時でスロットルバルブ14が全閉付近に固定されたようなときにも内燃機関1における出力向上が可能となり退避走行性が確保される。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から吸気バルブまたは排気バルブの少なくとも何れか一方を開閉する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記吸気バルブまたは前記排気バルブの開閉タイミングまたはリフト量を変更自在な可変バルブタイミング制御機構と、前記内燃機関の運転状態に応じて前記可変バルブタイミング制御機構により前記開閉タイミングまたは前記リフト量を制御するバルブ制御手段と、前記内燃機関の制御異常を検出する制御異常検出手段と、前記制御異常検出手段で前記内燃機関の制御異常が検出された際、前記内燃機関の出力向上が要求されているときには、その運転状態における発生出力が増加する方向に前記バルブ制御手段で制御される前記開閉タイミングまたは前記リフト量を補正する制御量補正手段とを具備することを特徴とする内燃機関用バルブタイミング制御装置。
引用特許:
審査官引用 (13件)
  • 内燃機関の出力制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-048128   出願人:日産自動車株式会社
  • 車両用制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-051010   出願人:三菱電機株式会社
  • 車両の退避走行装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-073619   出願人:富士通テン株式会社
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