特許
J-GLOBAL ID:200903068344922593
医療用複室容器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
吉川 晃司
, 吉川 明子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-030026
公開番号(公開出願番号):特開2005-218661
出願日: 2004年02月06日
公開日(公表日): 2005年08月18日
要約:
【課題】従来の医療用複室容器では、薬剤を混合乃至溶解するための注意を喚起するに止まり、弱シール部が剥離し収納部どうしが連通していない状態でも医療用複室容器を使用することができるため、混合されていない薬剤を投与してしまう危険を確実に回避することは不可能である。【解決手段】収納部5の中央が押されると、収納部5の粘着シール21が貼られている部分が膨らんで、粘着シール21に収納部5の表面から剥離させる方向の力が発生する。また、収納部5が膨らむことによって後フラップ11を持ち上げる力が発生し、これによっても粘着シール21に収納部5の表面から剥離させる方向の力が発生する。そして、収納部5に弱シール部9を剥離する力が加わると、粘着シール21が収納部5の表面から剥がれて、後フラップ11が仮想線で示す姿勢となり、掛吊穴13が使用可能状態となる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
少なくとも1つに液状薬剤が収納された複数の収納部と、前記収納部を仕切っていて外部から圧力を加えることにより剥離し得る弱シール部と、容器本体を吊り下げるための掛吊穴と、前記容器本体に取り付けられ収納部に連通する薬液取出口とを備えており、前記弱シール部を剥離して複数の収納部どうしを連通させて収納部に収納されている薬剤を混合する医療用複室容器において、前記掛吊穴と薬液取出口の少なくとも一方を使用不可能状態に保つ保持部材を備えて、前記保持部材は収納部に弱シール部が剥離して収納部どうしが連通する圧力が加わると使用不可能状態が解除されて前記掛吊穴と薬液取出口の両方が使用可能状態になるものであることを特徴とする医療用複室容器。
IPC (8件):
A61J1/05
, A61J1/10
, A61J1/16
, B65D30/22
, B65D33/00
, B65D33/14
, B65D33/38
, B65D81/32
FI (8件):
A61J1/00 351A
, B65D30/22 G
, B65D33/00 A
, B65D33/14 Z
, B65D33/38
, B65D81/32 D
, A61J1/00 390J
, A61J1/00 335A
Fターム (7件):
3E064AA01
, 3E064EA19
, 3E064FA04
, 3E064HA02
, 3E064HB10
, 3E064HL05
, 3E064HS04
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (7件)
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輸液バッグ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-029531
出願人:株式会社大塚製薬工場
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輸液用容器
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-188320
出願人:テルモ株式会社
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複室容器
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-172396
出願人:株式会社新素材総合研究所
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