特許
J-GLOBAL ID:200903068443513662

液封防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 清光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-049041
公開番号(公開出願番号):特開2002-250391
出願日: 2001年02月23日
公開日(公表日): 2002年09月06日
要約:
【要約】【目的】 オリフィス通路の液柱共振による振動遮断をより広範囲の周波数域において可能にする。【構成】 主液室と副液室を仕切り部材15に設けた減衰オリフィス通路で常時連通させ、さらに開閉式のアイドルオリフィス通路20を設ける。主液室14の周壁部には第1横可動膜26及び第2横可動膜36を隣接して設け、それぞれに第1密閉室27及び第2密閉室37を設け、内部を負圧にすると第1横可動膜26を第1ストッパ28へ又は第2横可動膜36を第2ストッパ38へ固定して膜剛性を高くしてアイドルオリフィス通路20への液体流量を増大させて液柱共振を生じさせる。また大気開放させると第1横可動膜26及び第2横可動膜36はそれぞれ自由に弾性変形して主液室の内圧変動を吸収する。第1横可動膜26と第2横可動膜36の負圧又は大気の切り換えを時間差をもって行うと、広範囲の周波数域に低動バネ化が拡大し、かつ位相も高位相となり、広範囲で効果的に振動遮断を行う。
請求項(抜粋):
振動発生側又は振動受け側のいずれか一方側へ取付けられる第1取付部材と、他方側へ取付けられる第2取付部材と、これらの間に介在される弾性本体部材と、この弾性本体部材を壁の一部とする主液室と、この主液室と仕切り部材で仕切られ、可撓膜部材で覆われる副液室とを備え、これら両液室を所定の振動周波数域で開閉される第1開閉オリフィス通路で連絡した液封防振装置において、前記主液室を囲む周囲壁に内圧吸収用の横可動膜を複数設け、それぞれを前記第1開閉オリフィス通路の開閉と関連して、自由な弾性変形を可能にする開放状態と自由な弾性変形を規制する固定状態とに切り換え可能にするとともに、これら横可動膜の状態を相互間で時間差を持って切り換えるようにしたことを特徴とする液封防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/06 ,  F16F 13/26
FI (3件):
F16F 13/00 620 C ,  F16F 13/00 630 C ,  F16F 13/00 630 F
Fターム (5件):
3J047AA03 ,  3J047CA06 ,  3J047CA10 ,  3J047CA15 ,  3J047CB09
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (4件)
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