特許
J-GLOBAL ID:200903068448370410

自動車の後輪サスペンション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 平井 正司 ,  神津 堯子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-287712
公開番号(公開出願番号):特開2005-053396
出願日: 2003年08月06日
公開日(公表日): 2005年03月03日
要約:
【課題】 オープンカーの軽量化を確保しつつ走行安定性の確保及び乗り心地の確保の両立を高い次元で達成する。【解決手段】 マルチリンク式リヤサスペンションAは、緩衝装置14の上下反力が後車輪2に対し負キャンバの向きのモーメント力Mnを発生し、モーメント力Mnが旋回外方の後車輪2において、横力による正キャンバの向きのモーメント力Mpと比較してその横力の限界領域まで常に大きくなる。また、仮想キングピン軸Kとの関係で、緩衝装置14の上下反力が後車輪2にトーインの向きのモーメント力を発生させる。サブフレーム3は車体に対してリジッドに締結される。サブフレーム3には、縦長の支持ブラケットBが弾性体16を介して設けられており、この支持ブラケットBの上端部に前側アッパリンク6が連結され、下端部に前側ロアリンク8が連結されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
自動車の後車輪の支持部材を5本のリンクによりサブフレームに連結して、該各リンクの少なくとも車体側の端部にそれぞれ弾性ブッシュを介して車体に連結するとともに、コイルバネとダンパとが略同一軸上に配設された緩衝装置の下端部を前記後車輪支持部材の車体内方側に枢着してなるマルチリンク式の後輪サスペンション装置であって、 前記緩衝装置の上下反力が、仮想キングピン軸に対して非平行で且つ交わることがないように設定され、 前記緩衝装置を、その上下反力が後車輪の仮想キングピン軸の周りにトーインの向きのモーメント力を発生させるように当該仮想キングピン軸に対して配置するとともに、その上下反力が後車輪に対して負キャンバの向きのモーメント力を発生させるように後車輪の車体内方に離間させ、 前記緩衝装置の上下反力による負キャンバの向きのモーメント力を、自動車の旋回時に旋回外方に位置する後車輪において横力により発生する正キャンバの向きのモーメント力と比較して、その横力の限界領域まで大きくなるように、後車輪の中心に対して緩衝装置の軸心を後方にオフセットして配設され、 前記5本のリンクのうち、前記緩衝装置の前側に配置される前側リンクの車体側端部を、車体にリジッドに締結されるサブフレームに対して弾性体を介して連結された支持ブラケットに弾性体を介して連結されていることを特徴とする自動車の後輪サスペンション装置。
IPC (1件):
B60G3/20
FI (1件):
B60G3/20
Fターム (7件):
3D001AA03 ,  3D001AA42 ,  3D001AA43 ,  3D001BA39 ,  3D001CA01 ,  3D001DA04 ,  3D001DA08
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平2-38106号公報
審査官引用 (14件)
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