特許
J-GLOBAL ID:200903068665743240
マルチモード光ファイバの製造方法及びマルチモード光ファイバ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
佐野 健一郎
, 高野 明近
, 岩野 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-322369
公開番号(公開出願番号):特開2005-089211
出願日: 2003年09月16日
公開日(公表日): 2005年04月07日
要約:
【課題】コア/クラッド界面の屈折率差を大きくすることにより、優れた曲げ特性及び伝送帯域特性を有するマルチモード光ファイバ用ガラス母材を提供する。【解決手段】ガラス母材の製造時に、屈折率を下げるドーパントをクラッドに添加することによって、コアの屈折率N2が低下し、コア/クラッド界面iの近傍におけるコアの径方向の屈折率変化が急勾配となり、コア/クラッド界面iの屈折率差が大きくなる。これによって、コアに光を閉じこめる特性が改善され、光ファイバに曲げを付与しても高次モードがクラッドに伝搬することがなく、曲げ損失の発生を抑制することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
直径が45μm以上であり純石英に対し正の屈折率のドーパントを添加したグレーディドインデックス型の屈折率分布を有するコアと、純石英に対して負の屈折率領域を有するクラッドとを有するマルチモード光ファイバの製造方法において、ガラス微粒子を堆積したコア母材をVAD法またはOVD法で製造するコア母材製造工程と、前記コア母材を焼結してコアロッドとするコアロッド製造工程と、前記コアロッドの外側のクラッドとなる層にVAD法またはOVD法によりガラス微粒子を堆積して中間母材とする中間母材製造工程と、前記中間母材を焼結透明化してガラス母材を製造する製造工程と、前記ガラス母材を線引きして光ファイバを形成する線引き工程とを有し、前記中間母材製造工程及び前記ガラス母材製造工程の少なくともいずれかで、前記クラッドとなる部分のうち前記コアとなる部分との界面を含む領域に、屈折率を低下させるドーパントを添加することを特徴とするマルチモード光ファイバの製造方法。
IPC (4件):
C03B37/018
, C03C3/06
, G02B6/00
, G02B6/16
FI (4件):
C03B37/018 Z
, C03C3/06
, G02B6/00 356A
, G02B6/16
Fターム (18件):
2H050AB03Z
, 2H050AB10Y
, 2H050AC05
, 2H050AC14
, 2H050AC38
, 2H050AC73
, 2H050AC76
, 2H050AD03
, 4G021EA01
, 4G021EA03
, 4G021EB05
, 4G021EB19
, 4G062AA07
, 4G062BB02
, 4G062CC07
, 4G062LB08
, 4G062MM02
, 4G062NN01
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (2件)
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