特許
J-GLOBAL ID:200903069391549511

減衰力発生構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 天野 泉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-129508
公開番号(公開出願番号):特開平11-303921
出願日: 1998年04月23日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】 バイパス路における連通状態および遮断状態の切り換えを具現化するスプールの摺動遅れによるバイパス路の遮断タイミングがずれることを効果的に阻止して、振動周波数に依存する設定通りの減衰力発生を可能にする。【解決手段】 高圧側油室を低圧側油室に連通させるポート2a,2bの下流側端に配在されるメインバルブ4,5の受圧面側とメインバルブ4,5の背後側に積層配置されるサブバルブ6,7の受圧面側との連通を可能にするバイパス路を構成する環状溝8a,8bを有するスプール8と、このスプール8の端部よって区画される一次遅れの油圧室R1,R2とを有してなり、スプール8に形成の環状溝8a,8bが一次遅れの油圧を設定する通孔8f,8gを介して一次遅れの油圧室R1,R2に連通されてなると共に、スプール8が所定のストロークを摺動し得ないときにバイパス路を連通状態に維持する一方で一次遅れの油圧室R1,R2における一次遅れの油圧で所定のストロークを摺動してバイパス路を遮断状態に切り換えるように設定されてなる。
請求項(抜粋):
高圧側油室を低圧側油室に連通させるポートの下流側端に配在されるメインバルブと、このメインバルブの背後側に積層配置されるサブバルブと、メインバルブの受圧面側とサブバルブの受圧面側との連通を可能にするバイパス路と、このバイパス路を構成する環状溝を有するスプールと、このスプールの端部よって区画される一次遅れの油圧室とを有してなり、スプールに形成の環状溝が一次遅れの油圧を設定する通孔を介して一次遅れの油圧室に連通されてなると共に、スプールが所定のストロークを摺動し得ないときにバイパス路を連通状態に維持する一方で一次遅れの油圧室における一次遅れの油圧で所定のストロークを摺動してバイパス路を遮断状態に切り換えるように設定されてなることを特徴とする減衰力発生構造
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 油圧緩衝器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-027249   出願人:カヤバ工業株式会社
  • 特開平3-153937
  • 特開平3-129137
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