特許
J-GLOBAL ID:200903070161663089

偏光照明装置および投写型表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-339753
公開番号(公開出願番号):特開平8-234205
出願日: 1995年12月26日
公開日(公表日): 1996年09月13日
要約:
【要約】【課題】 温度変化の激しい投写型表示装置等の照明装置として利用するのに適した偏光照明装置を提案すること。【解決手段】 偏光照明装置(400)は、光源(401)と、インテグレータ光学系(403)と、光源から出射された偏光光を偏光方向が直交する2つの偏光光(S、P)に分離して90度未満の角度で方向分離する偏光分離手段(402)と、2つの偏光光の偏光方向を揃える偏光変換手段(446)とを有している。偏光分離手段(402)は、インテグレータ光学系の第1のレンズ板(441)の入射側および出射側のうちの何れか一方の側に配置される。偏光分離手段(402)としては、熱的に安定した誘電体多層膜からなる偏光分離膜(426)を備えたプリズムビームスプリッタを採用している。偏光光の偏光方向を揃えることによりその殆どを利用でき、また明るさも均一な偏光光を出射できるので、液晶ライトバルブを備えた投写型表示装置の照明装置として用いるのに適している。
請求項(抜粋):
偏光方向がランダムな光を出射する光源と、複数の矩形レンズから構成されている第1のレンズ板および複数の微小レンズから構成される第2のレンズ板を備えたインテグレータ光学系とを有し、前記光源からの出射光が前記第1のレンズ板を介して前記第2のレンズ板を構成している各レンズの入射面上にそれぞれ2次光源像として投写され、当該第2のレンズ板からの出射光を用いて被照明対象物を照明する照明装置において、前記光源から出射された偏光光を偏光方向が直交する2つの偏光光に分離して90度未満の角度で方向分離する偏光分離手段と、前記2つの偏光光の偏光方向を揃える偏光変換手段とを有し、前記偏光分離手段は、誘電体多層膜からなる偏光分離膜を備え、該偏光分離膜によって前記光源部から出射された偏光光を偏光方向が直交する2つの偏光光に分離して90度未満のずれをもつ角度方向に出射するプリズムビームスプリッタであり、当該偏光分離手段は、更に、前記インテグレータ光学系の前記第1のレンズ板の入射側および出射側のうちの何れか一方の側に配置されていることを特徴とする偏光照明装置。
IPC (6件):
G02F 1/1335 530 ,  G02B 5/30 ,  G02B 19/00 ,  G02B 27/18 ,  G02F 1/13 505 ,  H04N 9/31
FI (6件):
G02F 1/1335 530 ,  G02B 5/30 ,  G02B 19/00 ,  G02B 27/18 Z ,  G02F 1/13 505 ,  H04N 9/31 C
引用特許:
審査官引用 (15件)
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