特許
J-GLOBAL ID:200903070228323016

標本値の量子化方法および量子化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-290442
公開番号(公開出願番号):特開2009-118297
出願日: 2007年11月08日
公開日(公表日): 2009年05月28日
要約:
【課題】 極めて特異な標本値をもつサンプルが含まれていた場合にも、適切な量子化を行う。【解決手段】 所定の標本値をもったn個のサンプルのそれぞれに対して、m段階のいずれかの量子化値を対応づけることにより量子化を行う。標本値の最小値より大きな下限値SLと、最大値より小さな上限値SHと、を設定し、区間SL〜SHを量子化対象範囲bとする。量子化対象範囲bをM段階に分割し、各段階にそれぞれ所定の量子化値を定める。各サンプルのそれぞれについて、その標本値が所属する段階の量子化値を対応づけるが、下限値SL未満の標本値を有するサンプルについては、下限値SLが所属する段階の量子化値を対応づけ、上限値SHを越える標本値を有するサンプルについては、上限値SHが所属する段階の量子化値を対応づける。下限値SLと上限値SHとは、標本値の分布を正規分布と仮定したときの累積分布関数値を指定することにより定める。【選択図】図4
請求項(抜粋):
所定の標本値をもったn個のサンプルのそれぞれに対して、m段階のいずれかの量子化値を対応づけることにより量子化を行う方法であって、 コンピュータに対して、n個のサンプルの標本値をデジタルデータとして入力し、所定の記憶場所に格納する入力ステップと、 コンピュータに対して、段階数m(mは2以上の自然数)およびパラメータ値C(0<C<1)を設定する条件設定ステップと、 コンピュータが、前記記憶場所に格納されているn個の標本値を大きさの順に並べ替える処理を行うソートステップと、 コンピュータが、前記ソートステップによって大きさの順に並べ替えられたn個の標本値に基づいて、小さい方から第((n×(1-C))/2+1)番目の標本値の値を下限値SLと決定し、小さい方から第(n-(n×(1-C))/2)番目の標本値の値を上限値SHと決定する上下限決定ステップと、 コンピュータが、前記下限値SL〜前記上限値SHまでの数値範囲をm段階に分割し、各段階にそれぞれ所定の量子化値を定める段階決定ステップと、 コンピュータが、前記n個のサンプルのそれぞれについて、その標本値が所属する段階の量子化値を対応づけ、対応づけた各量子化値を各サンプルに対応する記憶場所に格納する量子化ステップと、 を有し、 前記量子化ステップにおいて、前記n個のサンプルのうち、前記下限値SL未満の標本値を有するサンプルについては、前記下限値SLが所属する段階の量子化値を対応づけ、前記上限値SHを越える標本値を有するサンプルについては、前記上限値SHが所属する段階の量子化値を対応づけることを特徴とする標本値の量子化方法。
IPC (1件):
H04N 1/40
FI (1件):
H04N1/40 103B
Fターム (9件):
5C077LL19 ,  5C077PP43 ,  5C077PP46 ,  5C077PQ19 ,  5C077RR01 ,  5C077RR05 ,  5C077RR11 ,  5C077SS01 ,  5C077TT09
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (5件)
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