特許
J-GLOBAL ID:200903070249283081

光ピックアップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 本多 章悟 ,  樺山 亨
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-096453
公開番号(公開出願番号):特開2008-257771
出願日: 2007年04月02日
公開日(公表日): 2008年10月23日
要約:
【課題】DVDとCDの光ディスクを1つの装置で再生する場合、DVD用の光とCD用の光の2波長を出射する光源を用い、2つの光束を共通の光路で用いることが行われる。トラック調整のため、それぞれの光束は回折光を利用して3ビームで用いるが、異なる波長の光を同一の回折格子に通すと、一方の波長に所望の回折を生じさせた場合、他方の波長にも都合の良い回折が生じるとは限らないので、この問題を解決する。【解決手段】回折素子は、波長より広いピッチの回折格子に、波長より短いピッチのサブ波長構造13が重畳された構成とすることにより、構造性複屈折が生ずる。この構造性複屈折を利用することで、1枚の回折部材の両面に、対応する波長が異なる回折素子を設け、それぞれの光の偏光方向を直交させることによって、互いに一方の波長に対しては回折を生じさせ、他方の波長には回折を生じさせないようにすることができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
波長λ1を出射する出射手段1と、波長λ2を出射する出射手段2と、出射手段1からの出射光と、出射手段2からの出射光を光記録媒体上に集光させるための光学系と、前記光記録媒体上からの反射光を受光する受光手段と、出射手段1および出射手段2と前記光学系との間に設けられ、波長λ2の光を回折せず、波長λ1の光を回折する第1の回折格子を有する第1の回折素子を備えた光ピックアップにおいて、第1の回折素子は、屈折率nの基板上に、光の波長よりも大きいピッチを有する表面凹凸型の周期状の回折格子を有し、該回折格子の凸部は、光の波長よりも小さいピッチを有する表面凹凸型の周期状の第1のサブ波長構造が重畳された回折格子であって、波長λ2の光の偏光方向に対する第1のサブ波長構造の有効屈折率と、回折格子の凸部の厚さ:d1との積が波長λ2の概ね整数倍であり、波長λ1の光の偏光方向は、第1のサブ波長構造の溝方向と溝垂直方向との間にあることを特徴とする光ピックアップ。
IPC (2件):
G11B 7/135 ,  G02B 5/18
FI (2件):
G11B7/135 A ,  G02B5/18
Fターム (17件):
2H049AA03 ,  2H049AA13 ,  2H049AA57 ,  2H049AA65 ,  2H249AA03 ,  2H249AA13 ,  2H249AA57 ,  2H249AA65 ,  5D789AA05 ,  5D789AA41 ,  5D789AA43 ,  5D789CA16 ,  5D789EC47 ,  5D789FA08 ,  5D789JA13 ,  5D789JA22 ,  5D789NA05
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る