特許
J-GLOBAL ID:200903070350739312

動力出力装置およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-265188
公開番号(公開出願番号):特開平10-089117
出願日: 1996年09月13日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 原動機から出力される動力を用いて原動機の出力軸の回転方向と逆向きの動力を駆動軸に出力する。【解決手段】 動力出力装置110は、プラネタリギヤ120と、そのプラネタリキャリアにクランクシャフト156が結合されたエンジン150と、サンギヤに取り付けられたモータMG1と、リングギヤに取り付けられたモータMG2とを備える。エンジン150から出力されるトルクの一部は、モータMG1で残余のトルクを受け持つことによりリングギヤを介して動力取出ギヤ128に出力される。このトルクより大きくて逆向きのトルクをモータMG2から出力することにより、リングギヤは逆転する。このとき、モータMG2で消費される電力にモータMG1で回生される電力を用いる。この結果、エンジン150から出力される動力を逆向きの動力にトルク変換してリングギヤに出力することができる。
請求項(抜粋):
駆動軸に動力を出力する動力出力装置であって、出力軸を有する原動機と、回転軸を有し、該回転軸に動力を入出力する第1の電動機と、前記駆動軸に動力を入出力する第2の電動機と、前記駆動軸と前記出力軸と前記回転軸とに各々結合される3軸を有し、該3軸のうちいずれか2軸へ動力が入出力されたとき、該入出力された動力に基づいて定まる動力を残余の1軸へ入出力する3軸式動力入出力手段と、所定の駆動要求がなされたとき、前記3軸式動力入出力手段を介して前記駆動軸に動力が出力されるよう前記原動機および前記第1の電動機を制御すると共に、該原動機および該第1の電動機の制御により前記3軸式動力入出力手段を介して前記駆動軸に出力される動力に対して回転方向が逆向きで大きさが大きな動力が前記第2の電動機から出力されるよう該第2の電動機を制御する制御手段とを備える動力出力装置。
IPC (2件):
F02D 29/02 ,  B60L 11/14
FI (2件):
F02D 29/02 D ,  B60L 11/14
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特公昭50-018136
  • 車両用電動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-031822   出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
  • 特公昭47-031773
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