特許
J-GLOBAL ID:200903070397147162

センサシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-100893
公開番号(公開出願番号):特開2005-283481
出願日: 2004年03月30日
公開日(公表日): 2005年10月13日
要約:
【課題】 車両制御等に用いられる振動型角速度センサや加速度センサが組み込まれ、かつ、それらセンサの異常をより的確に検出できるセンサシステムを提供する。【解決手段】センサシステム1は、振動型の角速度センサ部2と、角速度センサ部2とは別に設けられた加速度センサ部3とを備える。第二種加速度信号生成部5は、角速度センサ部2からの被検出振動成分に含まれる加速度信号成分を抽出し、その抽出した加速度信号を第二種加速度信号Vg2として出力する。異常検知部5aは、加速度センサ部3にて検出・出力される加速度信号を第一種加速度信号Vg1として、該第一種加速度信号Vg1と第二種加速度信号Vg2とに基づき、角速度センサ部2と加速度センサ部3との少なくともいずれかの異常検知を行なう。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
予め定められた基準方向に振動する振動子と、前記振動子に角速度が加わるに伴い、前記基準方向と交差するように定められた角速度検出方向への被検出振動成分を検出し、該被検出振動成分に基づいて角速度検出波形を生成する検出波形生成部とを有する振動型の角速度センサ部と、前記角速度センサ部とは別に設けられた加速度センサ部とを備え、 前記角速度センサ部は、各々前記振動子と前記検出波形生成部とを有する第一及び第二のセンサユニットとを備え、それら第一及び第二のセンサユニットは、角速度検出軸方向が重力加速度方向と90 ゚未満の角度をなし、かつ、各センサユニットの出力における角速度波形成分が互いに逆相となり、加速度波形成分が互いに同相となるように、同一の基板上に取り付けられるものであり、さらに、 前記第一のセンサユニットからの第一の角速度検出波形と、前記第二のセンサユニットからの第二の角速度波形との差分波形を演算することにより、それら角速度検出波形に重畳する同相加速度波形成分が相殺された波形を角速度信号波形として出力する差分波形演算手段と、 前記第一の角速度検出波形と前記第二の角速度波形との加算波形を演算することにより、互いに逆相となる前記第一の角速度検出波形と前記第二の角速度波形とを相殺し、残留した同相加速度波形成分を第二種加速度信号として出力する第二種加速度信号生成部と、 前記加速度センサ部にて検出・出力される加速度信号を第一種加速度信号として、該第一種加速度信号と前記第二種加速度信号とに基づき、前記角速度センサ部と前記加速度センサ部との少なくともいずれかの異常検知を行なう異常検知部と、 を有してなることを特徴とするセンサシステム。
IPC (3件):
G01P21/02 ,  G01C19/00 ,  G01P21/00
FI (3件):
G01P21/02 ,  G01C19/00 Z ,  G01P21/00
Fターム (2件):
2F105AA02 ,  2F105BB07
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 角速度センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-337437   出願人:株式会社村田製作所
  • 特許第2504233号
審査官引用 (5件)
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