特許
J-GLOBAL ID:200903070626238541
バルブタイミング調整装置の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-231690
公開番号(公開出願番号):特開2002-180809
出願日: 2001年07月31日
公開日(公表日): 2002年06月26日
要約:
【要約】【課題】 製造工数が少なく、作動流体による駆動トルクを容易に変更できるバルブタイミング調整装置の製造方法を提供する。【解決手段】 ベーンロータ15を相対回動可能に収容するハウジング部材の周壁12およびベーンロータ15の母材は、アルミ合金を押出成形し、押出成形体を所望の長さに切断して形成される。さらに、アルミ合金を押し出した後に引き抜くことにより、押出成形体を高精度に成形することができる。アルミ合金として、Al-Mg-Siの6000系を用いることが望ましい。粗成形した母材に切削加工および研磨加工を施して周壁12およびベーンロータ15を形成する。切断する長さを変更することにより、各遅角油圧室および各進角油圧室の容積が増減する。油圧室の容積が増減すると、作動油の圧力が同じでもハウジング部材に対しベーンロータ15を相対回動駆動するトルクを変更できる。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉駆動する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記吸気弁および前記排気弁の少なくともいずれか一方の開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置の製造方法であって、前記駆動軸または前記従動軸の一方と回転し、周壁と回転軸方向両側で前記周壁と接続する側壁とを有し、前記周壁および前記両側壁により収容室を形成するハウジング部材と、前記駆動軸または前記従動軸の他方と回転し、前記収容室に収容されるベーンを有し、所定角度範囲に限り前記ハウジング部材に対し前記ベーンが受ける作動流体圧力により相対回動駆動されるベーン部材とを前記バルブタイミング調整装置は備え、軽金属を押出成形して前記周壁および前記ベーン部材の少なくとも一方の押出成形体を形成する押出工程と、前記押出成形体を所望の長さに切断する切断工程とを含むことを特徴とするバルブタイミング調整装置の製造方法。
Fターム (7件):
3G018BA33
, 3G018CA20
, 3G018DA67
, 3G018DA72
, 3G018DA73
, 3G018DA82
, 3G018GA17
引用特許: