特許
J-GLOBAL ID:200903087531764335

回転位相差可変装置用ハウジング、回転位相差可変装置用ロータ、回転位相差可変装置および製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-117127
公開番号(公開出願番号):特開平11-311108
出願日: 1998年04月27日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 アルミニウムあるいはアルミニウム合金を用いて、シール材に過大な摩耗を生じさせることなく、かつ製造コストの上昇を招かない回転位相差可変装置用ハウジング、ロータ、回転位相差可変装置および製造方法の提供。【解決手段】 ダイカストによるアルミニウム合金の粗形材に対しては、塑性加工を容易とするために、塑性加工型50に加圧方向とは直交する方向に逃がし空間54を設けて駄肉を逃がすようにしている。この逃がし空間54が隔壁部の先端面に相当する位置とされているため、ハウジングの隔壁部より内部にはハウジングの構成は存在しないので、機械加工が容易となり、製造コストの低下につながる。しかも、隔壁部の先端面はロータ側のシール材には接触しないことと、更に、ロータ側のシール材は隔壁部の間の塑性加工面に接触するので、ロータ側のシール材に過大な摩耗を生じさせることがない。
請求項(抜粋):
内部に設けられた収納空間の内周面から隔壁部が突出するアルミニウムまたはアルミニウム合金製のハウジングと、前記収納空間に収納され外周面から前記隔壁部の間にベーンが突出するロータとを備えて、前記ハウジングと連動する回転軸と前記ロータと連動する回転軸との間で回転力を伝達するとともに、前記隔壁部と前記ベーンとの間に形成されている液圧室への液体の供給制御により前記ハウジングと前記ベーンとを相対回動させて前記回転軸間の回転位相差を調整することができる回転位相差可変装置における前記ハウジングであって、前記ベーンの先端に設けられたシール材が摺動する前記ハウジングの内周面を、塑性加工面として形成したことを特徴とする回転位相差可変装置用ハウジング。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 内燃機関用バルブタイミング調整装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-255483   出願人:日本電装株式会社
  • 内歯歯形の成形方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-073265   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 可変動弁機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-010594   出願人:三菱自動車工業株式会社
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