特許
J-GLOBAL ID:200903070961011292
ウィスカー状炭酸カルシウムの製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
社本 一夫
, 増井 忠弐
, 小林 泰
, 千葉 昭男
, 富田 博行
, 村上 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-057414
公開番号(公開出願番号):特開2006-028003
出願日: 2005年03月02日
公開日(公表日): 2006年02月02日
要約:
【課題】 大粒径のウィスカー状炭酸カルシウムを容易に得られ、ウィスカー状炭酸カルシウムの粒径を容易にコントロールする。製紙・プラスチック・ゴム等の機能性充填材として有用なウィスカー状炭酸カルシウムを安価に提供する。【解決手段】 炭酸ナトリウムと水酸化カルシウムを苛性化反応して、機能性充填剤として有用なウィスカー状炭酸カルシウムを製造するに当り、反応槽中に懸濁液として準備した水酸化カルシウムと、炭酸ナトリウムを主成分とする水溶液と同時に添加する水酸化カルシウムの比率を制御する事で、ウィスカー状炭酸カルシウムの粒径をコントロールする方法を開発した。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
苛性化反応によって機能性充填材として有用なウィスカー状炭酸カルシウムを製造する方法であって、
(1)生石灰、及び/又は消石灰と、生石灰換算で1molに対して0mol以上0.1mol以下の炭酸イオンを含む水、又はアルカリ性水溶液を混合、撹拌して、0.2〜25重量%の水酸化カルシウム懸濁液を調製し、ついで、
(2)前記水酸化カルシウム懸濁液に、
(a)炭酸ナトリウムを主成分とする水溶液と、
(b)消石灰、及び/又は生石灰、又は水酸化カルシウム懸濁液を添加し、ここで、前項(1)の工程で調製される水酸化カルシウムのモル数が、該前項(1)の工程で調製される水酸化カルシウムのモル数と該(2)(b)の成分により調製される水酸化カルシウムのモル数との合計モル数に対し、1〜50モル%であり、反応槽中の水酸化カルシウムの合計のモル数が、反応槽に添加した炭酸ナトリウムのモル数を、常に上回るように添加し、反応温度60〜95°Cにて苛性化反応を行うことによりウィスカー状炭酸カルシウムを製造することよりなる、
機能性充填材として有用なウィスカー状炭酸カルシウムの製造方法。
IPC (4件):
C01F 11/18
, C08K 7/02
, C08L 101/00
, D21H 17/67
FI (4件):
C01F11/18 A
, C08K7/02
, C08L101/00
, D21H17/67
Fターム (20件):
4G076AA16
, 4G076AB02
, 4G076AB06
, 4G076BA26
, 4G076CA07
, 4G076CA26
, 4G076CA29
, 4G076DA02
, 4J002AA001
, 4J002AC001
, 4J002DE236
, 4J002FA066
, 4J002FD016
, 4J002GK00
, 4L055AG12
, 4L055AG94
, 4L055AG99
, 4L055AH01
, 4L055FA12
, 4L055GA34
引用特許:
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