特許
J-GLOBAL ID:200903071648627700

光伝送線路監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 常雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-221270
公開番号(公開出願番号):特開平11-068663
出願日: 1997年08月18日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】 複数の光ファイバ線路を個別に監視又は計測できるようにする。【解決手段】 光送信装置30が出力する波長λsの信号光は、光合分波器36を透過して光合分波器38に入射し、分波光ポート#1〜#nから出力される。光合分波器38から出力される信号光は、光フィルタ46-1〜n及び光ファイバ線路42-1〜nを透過・伝搬して各光受信装置32-1〜nに到達する。線路42-i(i=1〜n)を監視する場合、光パルス試験器34は、波長λiのプローブ・パルス光を出力する。出力されたプローブ・パルス光は光合分波器36を介して光合分波器38に入射し、n分割されて光フィルタ40-1〜nに印加される。波長λiのプローブ光は光フィルタ48-iのみを通過でき、従って、線路42-iにのみ入射し得る。線路42-i上のλiを反射する反射素子44-iの反射パルス及びレーリ後方散乱光が、プローブ光とは逆に伝搬して光パルス試験器34に入射する。
請求項(抜粋):
光送信装置から出力される信号光を光分波手段により複数に分波し、複数の光伝送線路を介して複数の光受信装置に伝送する光伝送システムにおいて、当該複数の光伝送線路の各々に所定の反射帯域を具備する1以上の反射手段を設け、各光伝送線路の状態を、当該光伝送線路に配置される当該反射手段の反射帯域に含まれる波長を含む1以上の所定波長のプローブ・パルス光を印加したときの反射光を時間軸上で解析することにより、監視及び測定する光伝送線路監視装置であって、1以上の当該所定波長の当該プローブ・パルス光を出力し、当該プローブ・パルス光の反射光を時間軸上で解析する光パルス試験手段と、当該光パルス試験手段から出力される当該プローブ・パルス光を、当該光送信装置から出力される信号光に合波して当該光分波手段に供給すると共に、当該光分波手段からの、当該プローブ・パルス光の反射光を当該光パルス試験手段に供給する光接続手段と、当該光分波手段の各分波光出力と、これに対応する当該光伝送線路との間にそれぞれ接続され、接続する当該光伝送線路を伝搬すべき当該信号光を透過すると共に、当該光伝送線路に配備される反射手段の反射帯域に含まれる所定透過波長の光を透過する複数の光フィルタ手段とからなり、当該複数の光フィルタ手段の当該所定透過波長が、互いに異なることを特徴とする光伝送線路監視装置。
IPC (2件):
H04B 10/08 ,  H04B 17/02
FI (3件):
H04B 9/00 K ,  H04B 17/02 D ,  H04B 17/02 F
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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