特許
J-GLOBAL ID:200903071911062399

電池モジュール及びそれを備えた蓄電装置並びに電機システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-097500
公開番号(公開出願番号):特開2009-252460
出願日: 2008年04月03日
公開日(公表日): 2009年10月29日
要約:
【課題】充放電によるリチウム単電池の温度上昇の均一化を促進し、リチウム単電池間の充放電量と電池寿命のバラツキを低減する。【解決手段】複数個のリチウム単電池11が少なくとも2段に配置された組電池10と、これらを保持するケーシング20とを備えた電池モジュール110において、入口側流路60と出口側流路61とをケーシング20の高さ方向にずらして設け、入口側流路60の高さh1と出口側流路61の高さh2を等しくすると共に、リチウム単電池11間の隙間δ1と、各単電池列の両端部のリチウム単電池11とケーシング20との間の隙間δ2とをほぼ同じ寸法とし、入口側流路60に導入された冷却媒体4の流れを、最上流の位置にあるリチウム単電池11によって入口側流路60側と隙間δ2側とに分流する。このような構成によれば、各リチウム単電池11に均一な流量の冷却媒体4を分配して各リチウム単電池1を冷却できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
冷却用空気の流れ方向に長い形状を有する第一の板状部材、及び前記第一の板状部材と対向する位置に設けられた第二の板状部材を備えたハウジングと、 前記第一の板状部材に沿って配置された複数の単電池を有する第一の単電池列と、 前記第二の板状部材に沿って配置された複数の単電池を有する第二の単電池列と、 前記ハウジング内に冷却用空気を導入するための入口と、 前記ハウジング内の冷却用空気を排出するための出口と、 前記ハウジングの前記入口側に設けられた入口側案内板と、 前記ハウジングの前記出口側に設けられた出口側案内板と、を有し、 前記第一及び第二の単電池列は前記第一の板状部材と前記第二の板状部材との間に配置され、 前記第二の単電池列は前記第一の単電池列よりも前記第二の板状部材側に配置されるとともに、前記第一の単電池列よりも前記出口側にずれて配置され、 前記ハウジングの前記入口側は、前記第二の単電池列よりも第一の板状部材側に前記入口が配置されるとともに、少なくとも前記第二の単電池列の前記入口側から前記第二の板状部材までが前記入口側案内板により塞がれ、かつ前記入口から冷却用空気を前記ハウジング内に導入して、前記第一の板状部材に沿った冷却用空気の流れと前記入口案内板に沿った冷却用空気の流れとを形成し、 前記ハウジングの前記出口側は、前記第一の単電池列よりも第二の板状部材側に前記出口が配置されるとともに、少なくとも前記第一の単電池列の前記出口側から前記第一の板状部材までが前記出口側案内板により塞がれる、 ことを特徴とする電池モジュール。
IPC (2件):
H01M 10/50 ,  H01M 2/10
FI (3件):
H01M10/50 ,  H01M2/10 K ,  H01M2/10 S
Fターム (13件):
5H031AA08 ,  5H031AA09 ,  5H031KK08 ,  5H040AA28 ,  5H040AA40 ,  5H040AS01 ,  5H040AS04 ,  5H040AS07 ,  5H040AT01 ,  5H040AY05 ,  5H040DD03 ,  5H040JJ03 ,  5H040NN01
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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