特許
J-GLOBAL ID:200903072022047031
PET装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-153580
公開番号(公開出願番号):特開2001-330671
出願日: 2000年05月24日
公開日(公表日): 2001年11月30日
要約:
【要約】【課題】 再構成画像における解像度の向上および良好な光子対検出感度を保ちつつ、散乱線の影響を適切に補正することによって定量性が優れたPET装置を提供する。【解決手段】 判断部52では、光子対を同時検出した1対の光子検出器それぞれの受光面を互いに結ぶ直線がスライスコリメータ21nのうちの何れかと交わるか否かが判断される。上記直線がスライスコリメータ21nのうちの何れとも交わらないと判断された同時計数情報は、第1の同時計数情報蓄積部53により蓄積され、信号サイノグラムが生成される。上記直線がスライスコリメータ21nのうちの何れかと交わると判断された同時計数情報は、第2の同時計数情報蓄積部54により蓄積され、散乱サイノグラムが生成される。画像再構成部60により、散乱サイノグラムに基づいて信号サイノグラムにおける散乱成分の影響が補正されて、この補正された信号サイノグラムに基づいて画像再構成される。
請求項(抜粋):
中心軸を含む測定空間から飛来してきた光子を各々検出する複数の光子検出器が前記中心軸を囲む筒上に2次元配列された筒状検出器を複数含み、これら複数の筒状検出器が前記中心軸に平行な方向に配列された検出部と、少なくとも前記測定空間と前記検出部との間に、前記中心軸に平行な方向に関して前記筒状検出器と交互に配され、前記測定空間から飛来してきた光子のうち前記中心軸に直交する所定面に略平行なもののみを前記検出部に向かって通過させる複数のスライスコリメータと、前記検出部に含まれる1対の光子検出器が光子対を同時検出したときに、前記1対の光子検出器それぞれの受光面を互いに結ぶ直線が前記複数のスライスコリメータのうちの何れかと交わるか否かを判断する判断部と、前記直線が前記複数のスライスコリメータのうちの何れとも交わらないと前記判断部により判断されたときに、前記1対の光子検出器により検出された光子対の同時計数情報を蓄積する第1の同時計数情報蓄積部と、前記直線が前記複数のスライスコリメータのうちの何れかと交わると前記判断部により判断されたときに、前記1対の光子検出器により検出された光子対の同時計数情報を蓄積する第2の同時計数情報蓄積部と、前記第2の同時計数情報蓄積部により蓄積された同時計数情報に基づいて、前記第1の同時計数情報蓄積部により蓄積された同時計数情報における散乱成分の影響を補正して、この補正した同時計数情報に基づいて、前記測定空間における光子対の発生頻度の空間分布を表す画像を再構成する画像再構成部と、を備えることを特徴とするPET装置。
Fターム (7件):
2G088EE02
, 2G088FF04
, 2G088GG18
, 2G088JJ02
, 2G088JJ05
, 2G088JJ14
, 2G088LL06
引用特許:
審査官引用 (13件)
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ポジトロンCT装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-093879
出願人:株式会社日立メディコ
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ポジトロンECT装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-050035
出願人:浅井博
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ポジトロンCT装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-007803
出願人:浜松ホトニクス株式会社
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