特許
J-GLOBAL ID:200903072051063550

合わせガラス用中間膜及び合わせガラス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 安富 康男 ,  諸田 勝保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-289973
公開番号(公開出願番号):特開2008-105942
出願日: 2007年11月07日
公開日(公表日): 2008年05月08日
要約:
【課題】透明性、耐候性、衝撃エネルギー吸収性、ガラスとの接着性等の合わせガラスに必要な基本性能を損なうことなく、また中間膜の成形性及び取扱性を損なうこともなく、コインシデンス効果の緩和によってTL値の低下を防ぎ、かつ広い温度領域において優れた遮音性能を長期安定的に発揮し、適度な膜物性により合わせガラスとしたときの板ずれ、発泡を防止することができる合わせガラス用中間膜及び合わせガラスを提供する。【解決手段】ポリビニルアセタール樹脂、及び、トリエチレングリコールジ-2-エチルヘキサノエート、テトラエチレングリコールジ-2-エチルヘキサノエート、トリエチレングリコールジ-n-ヘプタノエート、テトラエチレングリコールジ-n-ヘプタノエートからなる群より選ばれる少なくとも1種の可塑剤からなる膜を積層してなる合わせガラス用中間膜であって、少なくとも1層は、ポリビニルアセタール樹脂が、平均重合度が1500以上であり、アセタール化度が60〜85mol%、アセチル基量が8〜30mol%、かつ、アセタール化度とアセチル基量との合計が75mol%以上であり、動的粘弾性より得られる損失正接の温度依存性において、最も低温側の極大値が示す温度が30°C以下である合わせガラス用中間膜。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ポリビニルアセタール樹脂、及び、トリエチレングリコールジ-2-エチルヘキサノエート、テトラエチレングリコールジ-2-エチルヘキサノエート、トリエチレングリコールジ-n-ヘプタノエート、テトラエチレングリコールジ-n-ヘプタノエートからなる群より選ばれる少なくとも1種の可塑剤からなる膜を積層してなる合わせガラス用中間膜であって、 少なくとも1層は、ポリビニルアセタール樹脂が、平均重合度が1500以上であり、アセタール化度が60〜85mol%、アセチル基量が8〜30mol%、かつ、アセタール化度とアセチル基量との合計が75mol%以上であり、 動的粘弾性より得られる損失正接の温度依存性において、最も低温側の極大値が示す温度が30°C以下である ことを特徴とする合わせガラス用中間膜。
IPC (5件):
C03C 27/12 ,  B32B 27/30 ,  C08K 5/103 ,  C08K 3/22 ,  C08L 29/14
FI (5件):
C03C27/12 D ,  B32B27/30 102 ,  C08K5/103 ,  C08K3/22 ,  C08L29/14
Fターム (37件):
4F100AA17A ,  4F100AK01B ,  4F100AK21A ,  4F100AK23A ,  4F100AK41B ,  4F100AL05A ,  4F100BA02 ,  4F100CA04A ,  4F100DE01A ,  4F100GB07 ,  4F100JA06A ,  4F100JA07A ,  4F100JD08 ,  4F100JD10A ,  4F100JH01 ,  4F100JJ02 ,  4F100YY00A ,  4G061AA04 ,  4G061AA11 ,  4G061BA01 ,  4G061BA02 ,  4G061CB18 ,  4G061CB19 ,  4G061CD02 ,  4G061CD03 ,  4G061CD18 ,  4J002BE061 ,  4J002DE097 ,  4J002DE107 ,  4J002EH046 ,  4J002FD026 ,  4J002FD040 ,  4J002FD050 ,  4J002FD070 ,  4J002FD207 ,  4J002GL00 ,  4J002GN00
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平2-229742号公報
  • 特開昭51-106190号公報
  • 特開平4-254444号公報
審査官引用 (4件)
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