特許
J-GLOBAL ID:200903072270799422

異材接合体および異材接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 梶 良之 ,  須原 誠 ,  竹中 芳通
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-155656
公開番号(公開出願番号):特開2009-299138
出願日: 2008年06月13日
公開日(公表日): 2009年12月24日
要約:
【課題】スポット溶接の適用条件などの制約が少なく、汎用性に優れると共に、接合部に脆弱な反応層(金属間化合物層)が生成して接合の信頼性を阻害することがなく、高い接合強度を有する接合部を得ることのできる、鋼材とアルミニウム合金材とを溶接接合した異材接合体およびその溶接方法を提供することにある。【解決手段】鋼材とアルミニウム合金材との異材接合体であって、接合する鋼材を特定組成とする一方で、接合するアルミニウム合金材を特定組成のAl-Mg-Si系アルミニウム合金とし、異材接合体のアルミニウム合金材側の接合界面において、Li、Mnを特定量含有させるとともに、Feの含有量を規制した上で、異材接合体の接合界面にFeとAlとの反応層が形成されている異材接合体とし、高い接合強度を得る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
鋼材とアルミニウム合金材との異材接合体であって、接合する鋼材を、質量%で、C:0.01〜0.30%、Si:0.1〜3.00%、Mn:0.1〜3.00%を各々含有し、P:0.10%以下(0%を含む)、S:0.05%以下(0%を含む)、N:300ppm以下(0%を含む)に各々規制した鋼材とするとともに、接合するアルミニウム合金材を、質量%で、Mg:0.1〜3.0%、Si:0.1〜2.5%、Cu:0.001〜1.0%を各々含有し、更に、Li:0.01〜0.5%、Mn:0.1〜0.5%の1種または2種を含有させた6000系アルミニウム合金とし、異材接合体の前記アルミニウム合金材側の接合界面におけるFeの含有量を2.0質量%以下に規制した上で、異材接合体の接合界面にFeとAlとの反応層が形成されていることを特徴とする異材接合体。
IPC (6件):
C22C 38/00 ,  B23K 11/20 ,  B23K 20/12 ,  B23K 20/227 ,  C22C 21/02 ,  C22C 21/06
FI (7件):
C22C38/00 301R ,  B23K11/20 ,  B23K20/12 360 ,  B23K20/227 ,  C22C21/02 ,  C22C21/06 ,  C22C38/00 301W
Fターム (6件):
4E067AA02 ,  4E067AA05 ,  4E067AA26 ,  4E067BG00 ,  4E067EA07 ,  4E067EC03
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (1件)

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