特許
J-GLOBAL ID:200903053148615456

鋼材とアルミニウム材との異材接合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 梶 良之 ,  須原 誠 ,  竹中 芳通
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-047494
公開番号(公開出願番号):特開2007-260777
出願日: 2007年02月27日
公開日(公表日): 2007年10月11日
要約:
【課題】接合強度の高いスポット溶接をなしうる、鋼材とアルミニウム材との接合体及びそのスポット溶接法を提供することを目的とする。【解決手段】特定板厚の亜鉛めっき層鋼材1とアルミニウム材2とをスポット溶接にて接合した異材接合体3であって、この異材接合体の接合界面において、鋼材側にAl5Fe2系化合物層、アルミニウム材側にAl3Fe 系化合物層を各々有し、これら2 層の特定厚さ部分の平面方向に占める面積S1が、ナゲット面積S の50% 以上の割合を占め、かつ、これら2 層中に各々含まれるZn-Fe 系化合物層の断面方向に占める面積S3が、これら2 層の特定厚さ部分の断面方向に占める面積S2とZn-Fe 系化合物層の断面方向に占める面積S3との和S2+S3の10% 以下の割合であることとして、高い接合強度を得る。【選択図】図2
請求項(抜粋):
板厚t1が0.3 〜2.5mm で、亜鉛めっき層の平均厚みが3 〜19μm である亜鉛めっき鋼材と、板厚t2が0.5 〜2.5mm であるアルミニウム材とをスポット溶接にて接合した異材接合体であって、この異材接合体の接合界面において、鋼材側にAl5Fe2系化合物層、アルミニウム材側にAl3Fe 系化合物層を各々有し、これら2 層のナゲット深さ方向の合計の平均厚さが0.5 〜10μm である部分の、アルミニウム材側の接合界面において平面方向に占める合計面積が、ナゲットのアルミニウム材側の接合界面において平面方向に占める面積の50% 以上の割合を占め、かつ、SEM による、前記Al5Fe2系化合物層とAl3Fe 系化合物層のナゲット深さ方向のこれら2 層の合計の平均厚さが0.5 〜10μm である接合界面部分の断面観察において、これら2 層中に各々含まれるZn-Fe 系化合物層の断面方向に占める合計面積が、これら2 層の合計の平均厚さが0.5 〜10μm である部分の断面方向に占める面積とZn-Fe 系化合物層の断面方向に占める合計面積との合計の10% 以下の割合であることを特徴とする鋼材とアルミニウム材との異材接合体。
IPC (2件):
B23K 11/20 ,  B23K 11/11
FI (2件):
B23K11/20 ,  B23K11/11 540
Fターム (1件):
4E065EA04
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (2件)

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