特許
J-GLOBAL ID:200903073099684340
溶液製膜方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-086549
公開番号(公開出願番号):特開2006-306060
出願日: 2006年03月27日
公開日(公表日): 2006年11月09日
要約:
【課題】段ムラの発生が抑制されているTACフィルムを得る。【解決手段】TACとジクロロメタンなどとからドープを調製する。流延バンド34を2個の回転ローラ33に巻き掛けて無端で走行させる。流延ダイ側の回転ローラ33の表面温度を3°Cに調整する。流延ダイからドープを流延バンド34上に流延して、流延膜69を形成する。流延膜69を剥取ローラ77で支持しながら湿潤フィルム76として流延バンド34から剥ぎ取る。湿潤フィルム76を乾燥してTACフィルムを得る。流延バンド34が回転ローラ34に巻き掛けられる位置を接触開始位置Aとし、流延膜69が剥ぎ取られる位置を剥取位置Bとする。接触開始位置Aと剥取位置Bとが回転ローラ33の中心軸33aとしてなす角度θを135°とする。流延膜69は回転ローラ33により冷却されてゲル化が進行して機械的強度が上昇する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
バンドを少なくとも2個の回転ローラに巻き掛けて無端で走行させて、ポリマーと溶媒とを含むドープを流延ダイから前記バンド上に流延して前記バンド上に流延膜を形成し、前記流延膜に乾燥風をあてて乾燥し、前記流延ダイ下方に配置されている前記回転ローラに巻き掛けられている前記バンドから、前記流延膜をフィルムとして剥ぎ取りポリマーフィルムとする溶液製膜方法において、
前記流延ダイ下方の回転ローラの表面温度を前記乾燥風の温度未満とし、
前記流延ダイ下方の回転ローラの下部で前記バンドが接触を開始する接触位置と、
前記流延膜が前記バンドから剥ぎ取られる剥取位置とが
前記回転ローラの中心軸としてなす角度θ(°)を
85°以上175°以下の範囲にすることを特徴とする溶液製膜方法。
IPC (5件):
B29C 41/28
, B29C 41/46
, C08L 1/10
, C08J 5/18
, G02B 5/30
FI (5件):
B29C41/28
, B29C41/46
, C08L1/10
, C08J5/18
, G02B5/30
Fターム (66件):
2H049BA02
, 2H049BA06
, 2H049BB03
, 2H049BB33
, 2H049BB49
, 2H049BC01
, 2H049BC03
, 2H049BC22
, 4F071AA09
, 4F071AC09
, 4F071AC14
, 4F071AC15
, 4F071AE04
, 4F071AE05
, 4F071AE10
, 4F071AE17
, 4F071AF19
, 4F071AF27
, 4F071AG29
, 4F071AG34
, 4F071AH12
, 4F071BA02
, 4F071BB02
, 4F071BC01
, 4F205AA01
, 4F205AB01
, 4F205AB06
, 4F205AB07
, 4F205AC05
, 4F205AG01
, 4F205AG03
, 4F205AH73
, 4F205AM25
, 4F205AR06
, 4F205AR07
, 4F205GA07
, 4F205GB02
, 4F205GB26
, 4F205GC07
, 4F205GN18
, 4F205GN19
, 4F205GN22
, 4F205GN29
, 4J002AB021
, 4J002DE099
, 4J002DE109
, 4J002DE139
, 4J002DE149
, 4J002DJ009
, 4J002DJ019
, 4J002DJ049
, 4J002EF006
, 4J002EH006
, 4J002EH007
, 4J002EH027
, 4J002EH077
, 4J002EH146
, 4J002EH147
, 4J002EU178
, 4J002EV236
, 4J002EW046
, 4J002EW047
, 4J002FD027
, 4J002FD316
, 4J002GF00
, 4J002GP00
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (9件)
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