特許
J-GLOBAL ID:200903073423291888

助手席用エアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 昭夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-021866
公開番号(公開出願番号):特開2009-179267
出願日: 2008年01月31日
公開日(公表日): 2009年08月13日
要約:
【課題】膨張完了時にインパネ上面より下方に位置する下部側膨張部を、上方への突出を抑えて、下方に迅速に展開させることが可能な助手席用エアバッグ装置を提供すること。【解決手段】本発明の助手席用エアバッグ装置Mは、頂部を前端側に配設させた略四角錐形状として前端付近にガス流入口35を有したエアバッグ31を備えている。ケース13が、下部側膨張部31bを折り畳んで形成される下側折畳部位85を収納する後側収納部28と、ガス流入口35周縁を取付可能な取付座面AFを有した前側収納部26と、を備えている。後側収納部28が、後側底壁部23を、取付座面AFより下方に位置させている。後側収納部28における開口周縁の左右両縁付近に、エアバッグ31の膨張初期に、下側折畳部位85の左右方向の縁側部位85b,85cを押えて、開口からの突出を抑制する突出抑制手段RMが、配設されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
車両の助手席前方におけるインストルメントパネルの上面側に配置されて、折り畳まれて収納されるエアバッグと、該エアバッグに膨張用ガスを供給するインフレーターと、前記エアバッグと前記インフレーターとを収納するケースと、を備える構成とされ、 前記ケースが、底壁部と、該底壁部の周縁から上方に延びるように構成される筒状の周壁部と、を有して、上方側を開口させた略箱形状とされ、 前記エアバッグが、 膨張用ガスの流入時に、前記ケースの開口から、上方へ突出するとともに、前記インストルメントパネル上面と前記インストルメントパネル上方のウィンドシールドとの間を塞ぐように、車両の後方側へ展開膨張する構成とされるとともに、 膨張完了時の形状を、後端側において膨張完了時に略上下方向に沿って配置される後側壁部と、該後側壁部の外周縁から車両前方側に略円錐形状に狭まるように構成される周壁部と、を有して、頂部を前端側に配設させた略四角錐形状とされて、膨張完了時の前端付近となる位置に、膨張用ガスを流入させるガス流入口を配設させた構成の助手席用エアバッグ装置において、 前記ケースが、 膨張完了時の前記エアバッグにおける前記インストルメントパネル上面より下方に位置する下部側膨張部を折り畳んで形成される下側折畳部位を収納する後側収納部と、 該後側収納部の前方に配置されて、前記インフレーターを収納させるとともに、前記インフレーターの上方に、前記エアバッグにおける前記下部側膨張部の領域を除いた一般部を折り畳んで収納させ、前記エアバッグにおける前記ガス流入口周縁を取付可能な取付座面を、備える前側収納部と、 を備え、 前記後側収納部が、下方を塞ぐ後側底壁部を、前記前側収納部における前記取付座面より下方に位置させるように、構成されて、 前記後側収納部における開口周縁の左右両縁付近に、前記エアバッグの膨張初期において、前記下側折畳部位の左右方向の両縁側部位を押えて、前記開口からの突出を抑制可能とする突出抑制手段が、配設されていることを特徴とする助手席用エアバッグ装置。
IPC (1件):
B60R 21/16
FI (1件):
B60R21/16
Fターム (8件):
3D054AA03 ,  3D054AA07 ,  3D054AA14 ,  3D054BB17 ,  3D054CC10 ,  3D054CC15 ,  3D054DD11 ,  3D054DD28
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • エアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-002775   出願人:東洋ゴム工業株式会社
審査官引用 (8件)
  • エアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-002775   出願人:東洋ゴム工業株式会社
  • 特許第7083186号
  • エアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-133201   出願人:株式会社カンセイ
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