特許
J-GLOBAL ID:200903073719328450

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢作 和行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-075583
公開番号(公開出願番号):特開2003-267025
出願日: 2002年03月19日
公開日(公表日): 2003年09月25日
要約:
【要約】【課題】 車室内の湿度が高くなって窓曇りが発生し易い条件時に、自動で除湿能力を高めることのできる車両用空調装置を提供する。【解決手段】 車室内の湿度を検出する湿度センサ39を設けると共に、エアコンECU5は、湿度センサ39によって検出された車室内湿度が所定値以上である場合に、目標エバポレータ後温度設定手段で設定した目標エバポレータ後温度TEOを低く可変する。これにより、車室内の湿度が高く窓曇りが発生し易い条件時に、自動で除湿能力が高くなるよう可変され、窓曇りを未然に防ぐことができる。
請求項(抜粋):
空調ダクト(10)内に設けられたエバポレータ(9)と、前記エバポレータ(9)、膨張弁(8)、コンデンサ(6)と共に冷凍サイクルを構成するコンプレッサ(1)とを有し、前記エバポレータ(9)後流の温度を検出するエバポレータ後温度検出手段(32)と、少なくとも車室内温度、外気温度、日射量からなる環境条件を考慮して所望する空調状態となるよう空調装置を制御する空調装置制御手段(5)とを備え、前記空調装置制御手段(5)は、外気温度に応じて中間温度で高く低温もしくは高温では低くなる特性パターンから前記エバポレータ(9)の第1の目標エバポレータ後温度(TEO)を設定する第1のエバポレータ後温度設定手段と、冷房負荷が大きい場合には低く冷房負荷が小さい場合には高くなる特性パターンから前記エバポレータ(9)の第2の目標エバポレータ後温度(TEO)を設定する第2のエバポレータ後温度設定手段と、前記エバポレータ後温度検出手段(32)によって検出された前記エバポレータ(9)後流の温度が所定値以上である場合に、前記第1のエバポレータ後温度設定手段によって設定された第1の目標エバポレータ後温度(TEO)と、前記第2のエバポレータ後温度設定手段によって設定された第2の目標エバポレータ後温度(TEO)とを比較して低い方の目標エバポレータ後温度(TEO)を制御目標として設定する目標エバポレータ後温度設定手段とを持つ車両用空調装置において、車室内の湿度を検出する車室内湿度検出手段(39)を設けると共に、前記空調装置制御手段(5)は、前期車室内湿度検出手段(39)によって検出された車室内湿度が所定値以上である場合に、前記目標エバポレータ後温度設定手段で設定した目標エバポレータ後温度(TEO)を低く可変することを特徴とする車両用空調装置。
IPC (5件):
B60H 1/00 101 ,  B60H 1/00 ,  B60H 1/32 623 ,  B60H 1/32 624 ,  B60H 3/00
FI (7件):
B60H 1/00 101 K ,  B60H 1/00 101 E ,  B60H 1/00 101 H ,  B60H 1/32 623 H ,  B60H 1/32 624 A ,  B60H 3/00 B ,  B60H 3/00 C
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-024784   出願人:株式会社デンソー
  • 特公平8-000494
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-344278   出願人:トヨタ自動車株式会社
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