特許
J-GLOBAL ID:200903074223907520
車両用振動制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-198458
公開番号(公開出願番号):特開平10-024844
出願日: 1996年07月09日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 車体が低周波数で振動するような場合において、制振効果を損ねることなく、高周波数側の乗り心地の向上をも図ることができる車両用振動制御装置を提供する。【解決手段】 車体の横速度に基づいて補正前目標減衰力PD及びこの補正前目標減衰力PDに対応する補正後目標減衰力Dを求め、この補正後目標減衰力Dが補償最低減衰力Dmin より小さい場合、補正後目標減衰力Dを補償最低減衰力Dmin (またはDmin ×〔-1〕)にする。このため、車体の横方向の速度が小さくても、補正後目標減衰力Dとして所望の大きさが得られ、ひいてはダンパが所望の大きさの減衰力を発生し制振力の向上が図れる。補正前目標減衰力PDの値が目標減衰力基準領域G内で、かつ不感帯Qに入っている場合、補正後目標減衰力Dを「0」に設定して不感帯処理する。このため、高周波数側領域での頻繁な振動がなくなって乗り心地の向上を図ることができる。
請求項(抜粋):
車両の車体と該車体用の支持部との間に介装され、縮み側の減衰力が小さい値のとき、伸び側の減衰力を小さい値と大きい値の間で可変とする伸び側減衰力可変領域と、伸び側の減衰力が小さい値のとき、縮み側の減衰力を小さい値と大きい値の間で可変とする縮み側減衰力可変領域と、を有する減衰力可変型ダンパと、減衰力可変型ダンパの減衰力を調整するアクチュエータと、前記車体の所定方向の絶対速度を検出する速度検出手段と、該速度検出手段の検出結果に基づいて前記減衰力可変型ダンパの減衰力を制御するコントローラと、からなる車両用振動制御装置において、前記減衰力可変型ダンパの減衰力が、前記伸び側減衰力可変領域内にあるときは伸び側減衰力が、また、前記縮み側減衰力可変領域内にあるときは縮み側減衰力が、あらかじめ設定された基準減衰力よりも小さくなるときは、減衰力を所定の値とする減衰力補正手段を設けたことを特徴とする車両用振動制御装置。
IPC (3件):
B61F 5/22
, B60G 17/015
, F16F 15/02
FI (3件):
B61F 5/22 A
, B60G 17/015 A
, F16F 15/02 B
引用特許:
審査官引用 (7件)
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車両懸架装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-243286
出願人:株式会社ユニシアジェックス
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サスペンション制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-119063
出願人:日産自動車株式会社
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特開平4-334613
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車両懸架装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-081284
出願人:株式会社ユニシアジェックス
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特開昭62-175255
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車両懸架装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-344932
出願人:株式会社ユニシアジェックス
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サスペンション制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-328426
出願人:日産自動車株式会社
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