特許
J-GLOBAL ID:200903075678446462
アルミニウム合金板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-082665
公開番号(公開出願番号):特開平9-268356
出願日: 1996年04月04日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 成形加工性、焼付き硬化性および塗装後の耐糸錆性に優れたアルミニウム合金板の製造方法を提供する。【解決手段】 アルミニウム合金板を、平均加熱速度:10〜1000°C/秒で温度:500〜580°Cの温度に加熱し、同温度範囲に1〜20秒保持した後、平均冷却速度:10〜1000°C/秒で焼き入れの溶体化処理し、0〜50°Cで0.5〜3時間保持したのち、平均加熱速度:50〜1×106 °C/時で80〜140°Cまで加熱し、図1のAB、BC、CD、DE、EFおよびFAの各線によって囲まれた領域内または図2のGH、HI、IJ、JK、KLおよびLGの各線によって囲まれた領域内の温度および時間保持の予備時効処理し、ついで、平均加熱速度:10〜1000°C/秒で200〜270°Cに加熱したのち、同温度で1〜20秒間保持後、平均冷却速度:10〜1000°C/秒で焼き入れ復元処理し処理する。
請求項(抜粋):
重量%で、Mg:0.5〜0.8%、Si:0.5〜1.0%、Cu:0.03〜0.3%、ZrおよびMnの内の1種または2種:0.06〜0.2%、Fe:0.03〜0.3%を含有し、残りがAlおよび不可避不純物からなり、前記不可避不純物の内のCrを0.05%以下、Vを0.05%以下、Znを0.3%以下に規制しかつ不可避不純物の総量を0.3%以下に規制した組成を有するアルミニウム合金板を、平均加熱速度:10〜1000°C/秒で温度:500〜580°Cの温度に加熱し、同温度範囲に1〜20秒保持した後、平均冷却速度:10〜1000°C/秒で焼き入れすることにより溶体化処理し、0〜50°Cで0.5〜3時間放置したのち、平均加熱速度:50〜1×106 °C/時で80〜140°Cまで加熱し、図1のA(140°C,1時間)、B(140°C,3時間)、C(100°C,24時間)、D(80°C,24時間)、E(80°C,8時間)、F(110°C,1時間)の各点を順次結ぶAB、BC、CD、DE、EFおよびFAの各線によって囲まれた領域内(ただし、各線上の点を含む)の温度および時間保持することにより予備時効処理し、ついで、平均加熱速度:10〜1000°C/秒で200〜270°Cに加熱したのち、同温度で1〜20秒間保持後、平均冷却速度:10〜1000°C/秒で焼き入れすることにより復元処理することを特徴とする、成形加工性、焼付き硬化性および塗装後の耐糸錆性に優れたアルミニウム合金板の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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