特許
J-GLOBAL ID:200903075821652966

記憶装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-126112
公開番号(公開出願番号):特開平10-320984
出願日: 1997年05月15日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 データの書込み時にデータの消去回数を平準化させる。【解決手段】 フラッシュメモリ3は、物理セクタ毎にデータを個別に書込み、複数の物理セクタからなるブロック毎に、データを消去する。全ブロックのうちの少なくとも1つのブロックを予備状態にする。物理データの書込み時には、データの一致の是非と上書きの可否と未使用状態の物理セクタの有無とを判定し、データが一致せずかつ上書きができない場合であって未使用状態の物理セクタがないときだけ、無効状態の物理セクタを含む最小の消去回数のブロックと予備状態のブロックとのデータを入換える。さらに、全ブロックのうちで最大の消去回数と最小の消去回数との差分が予め定める基準回数以上であるとき、消去回数が最小であるブロックと予備状態のブロックとのデータを入換える。これによって、ブロックの消去回数が平準化される。
請求項(抜粋):
記憶すべきデータを個別に書込み/消去可能な複数のメモリ領域を含み、該メモリ領域のうちの少なくとも1つのメモリ領域を、データを記憶させない予備領域とする不揮発性メモリと、各メモリ領域のデータの消去回数をそれぞれ計数する計数手段と、計数手段によって計数された消去回数のうちで最大の消去回数と最小の消去回数との差分が、予め定める基準回数以上であるか否かを判定する消去回数判定手段と消去回数判定手段によって差分が基準回数以上であると判定されたとき、消去回数が最小であるメモリ領域に記憶されたデータを予備領域に記憶させ、前記差分が基準回数未満であると判定されたとき休止する平準化用転送制御手段と平準化用転送制御手段がデータを記憶させた後、消去回数が最小であるメモリ領域に記憶されたデータを消去させて、該メモリ領域を予備領域とする平準化用消去制御手段とを含むことを特徴とする記憶装置。
FI (2件):
G11C 17/00 612 F ,  G11C 17/00 601 B
引用特許:
審査官引用 (10件)
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