特許
J-GLOBAL ID:200903076042151779 無線および分散型システムのためのルーティング方法およびこれに適合させた装置
発明者: 出願人/特許権者: 代理人 (12件):
岡部 正夫
, 加藤 伸晃
, 産形 和央
, 岡部 讓
, 臼井 伸一
, 藤野 育男
, 越智 隆夫
, 本宮 照久
, 高梨 憲通
, 朝日 伸光
, 高橋 誠一郎
, 吉澤 弘司
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-536172
公開番号(公開出願番号):特表2004-513530
出願日: 1998年11月10日
公開日(公表日): 2004年04月30日
要約:
無線電気通信ネットワーク(3)内でパケット(2)をルーティングする方法であって、パケットは1つの送信元の局(5)から複数の移動中継局(Ni-1、Ni、Ni+1)を介して少なくとも1つの受信側の局(6)へと送信される。パケットは、隣接移動中継局(N、Ni-1、Ni、Ni+1)の間で無線リンク(7)を介して直接に送信可能である(108-110)。移動中継局(Ni)におけるパケット(2)のルーティングは、この移動中継局(Ni)によって自律的に監視される、その隣接移動中継局(Ni、Ni-1、Ni+1)に関する情報に基づく。各パケットは、前記移動中継局(Ni)において、その隣接移動中継局(Ni、Ni-1、Ni+1)の全集合から選択された1つまたはそれ以上の次の局(複数の局)(Ni+1)にルーティングされる。各パケット(2)は、このパケットを発信した発信元の局(5)と、パケットの宛先である少なくとも1つの受信側の局(6)と、次のホップで前記パケットを送信する隣接移動中継局(Ni+1)とを示すヘッダを含む。次の隣接移動中継局(Ni+1)の指示は、各移動中継局(Ni)において取り替えられる。移動中継局(Ni)の中から行われる次の移動中継局(Ni+1)の選択(104)は、次の移動中継局(Ni+1)と受信側の局(6)との間の距離に依存する。移動中継局(4、5、6、N、Ni-1、Ni、Ni+1)の位置は、移動中継局において、例えばGPS等の位置決めシステムによって決定し、全ての隣接移動中継局に伝達することができる。
請求項(抜粋):
無線電気通信ネットワーク(3)内でパケット(2)をルーティングする方法であって、前記パケット(2)は前記ネットワーク内の1つの送信元の局(5)から1つまたは複数の中継局(Ni-1、Ni、Ni+1)を介して少なくとも1つの受信側の局(6)へと送信され、前記中継局(Ni-1、Ni、Ni+1)の少なくとも1つは移動中継局であり、前記局(4、5、6、N、Ni-1、Ni、Ni+1)の少なくとも2つは隣接局であり、パケット(2)を各隣接局対の間で無線接続(7)を介して直接に送信可能である(108-110)方法において、
前記移動中継局(Ni)の少なくとも1つにおけるパケット(2)のルーティングは、前記移動中継局(Ni)によって自律的に監視される、その隣接局(Ni、Ni-1、Ni+1)の少なくともいくつかに関する情報に基づいており、前記情報は、前記移動中継局(Ni)が、前記移動中継局(Ni)において受信可能なあらゆるパケット(2)を監視し、前記監視したパケット(2)から前記情報を抽出し、前記抽出した情報をローカルに格納することによって取得されることを特徴とする方法。
IPC (1件): FI (1件): 前のページに戻る