特許
J-GLOBAL ID:200903076166128872

冷間タンデム圧延機の圧延方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-006030
公開番号(公開出願番号):特開2000-202509
出願日: 1999年01月13日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】 生産性を阻害せずにヒートスクラッチの発生を防止することができる冷間タンデム圧延機における圧延方法を提供する。【解決手段】 スタンド出側板厚、圧延荷重、その他を検出するとともに、スタンド出側から板表面温度を検出する温度検出器までの間に設置された板冷却装置の冷却水の温度および流量を検出し、これらの検出値に基づいて摩擦係数および変形抵抗を求める。そして、ロールバイト内の板温度上昇を求め、これがヒートスクラッチ制御目標温度を超えないように潤滑条件を制御する。
請求項(抜粋):
ヒートスクラッチが発生しやすいスタンドをあらかじめ指定し、前記指定スタンドにおいて次のステップにより圧延を行う冷間タンデム圧延機における圧延方法。(イ)スタンド出側板温度、圧延荷重、ワークロール速度、スタンド出側板速度、スタンド入・出側板厚、スタンド入・出側張力、潤滑油濃度、および潤滑油供給量をそれぞれ検出する第1ステップ(ロ)前記スタンド出側の板温度、板厚、および板速度の検出値から圧延状態におけるロールバイト出口板温度Tf を推定する第2ステップ(ハ)前記ロールバイト出口推定板温度Tf があらかじめ設定したヒートスクラッチ制御目標温度TL を超える場合に、第1ステップの圧延荷重、ワークロール速度、スタンド出側板速度、スタンド入・出側板厚、およびスタンド入・出側張力の検出値から圧延材の摩擦係数および変形抵抗を求める第3ステップ(ニ)第3ステップの検出値、摩擦係数、および変形抵抗により圧延状態におけるロールバイト内の板温度上昇TE ′と、潤滑油濃度および/または潤滑油供給量とを変更した場合のロールバイト内板温度上昇Tm ′を求め、TL -Tf ≧Tm ′-TE ′となる潤滑油濃度および/または潤滑油供給量を求める第4ステップ(ホ)第4ステップで求めた潤滑油濃度および/または潤滑油供給量を目標値として潤滑油濃度および/または潤滑油供給量を制御する第5ステップ
IPC (2件):
B21B 27/10 ,  B21B 45/02 310
FI (3件):
B21B 27/10 C ,  B21B 27/10 B ,  B21B 45/02 310
引用特許:
審査官引用 (7件)
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