特許
J-GLOBAL ID:200903076174187560

ガスオイル留分のセタン価の改善方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-543542
公開番号(公開出願番号):特表2002-511516
出願日: 1999年04月09日
公開日(公表日): 2002年04月16日
要約:
【要約】【課題】 本発明は転換方法または芳香族原油により生じたガスオイル留分の変換方法であり、この方法の目的は、前記留分のセタン価を改善することである。【解決手段】 この方法は、前記ガスオイル留分を、水素の存在下に、非晶質無機担体と、第VIB族の少なくとも1つの金属化合物と、第VIII族の少なくとも1つの非貴金属化合物と、少なくとも1つの燐または燐化合物とを含む触媒上に通過させる少なくとも1つの水素化工程と、次いで、水素化仕込原料を、水素の存在下に、酸担体と、第VIB族の少なくとも1つの金属化合物と、第VIII族の少なくとも1つの非貴金属化合物とを含む触媒上に通過させる水素化クラッキング工程とを含む。
請求項(抜粋):
ガスオイル留分からの、脱芳香族され、脱硫されかつ冷間で良好な品質を有する高セタン価燃料への転換方法であって、次の工程:すなわち(a) 前記ガスオイル留分を、水素の存在下に、非晶質無機担体と、最終触媒の重量に対する金属の重量で表示される量で元素周期表の第VIB族の少なくとも1つの金属または金属化合物約0.5〜40%と、最終触媒の重量に対する金属の重量で表示される量で前記周期表の第VIII族の少なくとも1つの非貴金属または非貴金属化合物約0.01〜30%と、担体の重量に対して五酸化燐の重量で表示される量で燐または少なくとも1つの燐化合物約0.001〜20%とを含む触媒上に通過させる少なくとも1つの水素化と呼ばれる第1工程と、(b) 第1工程により生じた水素化生成物を、水素の存在下に、一部ゼオライト性無機担体と、最終触媒の重量に対する金属の重量で表示される量で元素周期表の第VIB族の少なくとも1つの金属または金属化合物約0.5〜40%と、最終触媒の重量に対する金属の重量で表示される量で第VIII族の少なくとも1つの非貴金属または非貴金属化合物約0.01〜20%とを含む触媒上に通過させる少なくとも1つの水素化クラッキングと呼ばれる第2工程とを含む方法であって、水素化クラッキング工程により生じた流出物から軽質化合物が分離される、転換方法。
IPC (5件):
C10G 65/12 ,  C10G 35/06 ,  C10G 45/08 ,  C10G 45/50 ,  C10G 47/18
FI (5件):
C10G 65/12 ,  C10G 35/06 ,  C10G 45/08 Z ,  C10G 45/50 ,  C10G 47/18
Fターム (6件):
4H029CA00 ,  4H029DA00 ,  4H029DA01 ,  4H029DA09 ,  4H029DA10 ,  4H029DA12
引用特許:
審査官引用 (4件)
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