特許
J-GLOBAL ID:200903076353601646

内燃機関のバルブタイミング制御装置及びその組立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 橋本 剛 ,  小林 博通 ,  富岡 潔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-252256
公開番号(公開出願番号):特開2006-070724
出願日: 2004年08月31日
公開日(公表日): 2006年03月16日
要約:
【課題】 組付時におけるロックピストンとロック穴の円周方向の正確な位置決めを行って位置ずれの発生を防止する。 【解決手段】 機関の良好な始動性を確保するために、ベーン22内のロックピストン30をリアプレート13のロック穴31に係合させてハウジング5に対するベーン部材7の自由な回転を拘束するようになっている。ハウジング本体11の肉盛り部18に位置する外周縁に位置決め凹部33を切欠形成する一方、前記リアプレートのロック穴近傍の外周部に、組付時に前記位置決め凹部に軸方向から係入する位置決めピン34を設け、該位置決め作用によってロックピストンとロック穴との正確な位置決めを行うことができる。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
筒状のハウジング本体と該ハウジング本体の両端開口を閉塞するフロントカバー及びリアプレートとを複数のボルトによって一体的に結合してなるハウジングと、 該ハウジングにクランクシャフトからの回転力を伝達する回転伝達部材と、 前記ハウジング本体の内周面から突設されたシューと、 前記ハウジング内に回転自在に配置されて、径方向に延びるベーンと前記シューとによって前記ハウジング内を進角油室と遅角油室とに隔成するベーン部材と、 前記ベーンの先端面に形成されたシール溝に嵌着されて、前記ハウジング本体の内周面に摺接するシール部材と、 前記進角油室と遅角油室に選択的に作動油を給排する油圧給排機構と、 前記ベーンの内部から進退自在に設けられたロックピストンと、 前記フロントプレートあるいはリアプレートに設けられて、前記ロックピストンが進出して係合することにより、前記ベーン部材とハウジングとの相対回転を拘束するロック穴と、 機関の始動状態に応じて前記ロックピストンとロック穴との係合あるいは係合を解除する係脱機構と、 前記ロックピストンが配置された前記ベーンの側面に対向する前記シューが位置する前記ハウジング本体の所定部位と前記ロック穴が形成されたフロントプレートあるいはリアプレートとの間に、前記ロックピストンとロック穴の前記ハウジング円周方向の位置決めを行う位置決め手段を設けたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (1件):
F01L 1/34
FI (1件):
F01L1/34 E
Fターム (14件):
3G018BA33 ,  3G018CA20 ,  3G018DA00 ,  3G018DA18 ,  3G018DA72 ,  3G018DA73 ,  3G018DA83 ,  3G018DA85 ,  3G018DA86 ,  3G018EA21 ,  3G018FA07 ,  3G018GA02 ,  3G018GA17 ,  3G018GA18
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
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