特許
J-GLOBAL ID:200903076451838344

光送信器および信号発生器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-009565
公開番号(公開出願番号):特開2003-218790
出願日: 2002年01月18日
公開日(公表日): 2003年07月31日
要約:
【要約】【課題】扱うデータの伝送速度が変化した場合でも、動作基準となるクロックとデータのタイミングマージンを最適値に維持できるマルチプレクサを用いた光送信器を提供する。【解決手段】マルチプレクサ5内のクロックの経路に遅延回路20,21a,21bを配置し、かつ分周器31a,31bの動作クロックのトリガと、D-フリップフロップ14もしくはマルチプレクサブロック11a〜11cのトリガを反転させることによって、データマージンが、データ伝送速度に比例するように構成できる。【効果】データの伝送速度が変化した場合でもマルチプレクサは、D-フリップフロップもしくはマルチプレクサブロックのタイミングマージンを無調整で最適できるので、光送信器は動作速度が広く変動しても正常動作可能となる。
請求項(抜粋):
複数の並列データ信号とクロックとを入力として、前記並列データ信号を直列データ信号へと多重化するマルチプレクサと、前記直列データ信号を増幅するドライバと、光信号を発生させるレーザー発振器と、前記光信号を前記ドライバの出力の変調信号に従って変調した光変調信号を出力する変調器と、前記光変調信号を伝達する光ファイバとを備える光送信器であって、前記マルチプレクサは、最終出力段である第n段(nは2以上の自然数)に、遅延バッファと、該遅延バッファを経由したクロック入力とその前段から入力される1本の直列データを同期させて出力するD-フリップフロップとを有し、第j段(j=1, ・・・,n-1:jは自然数)には、該第j段に入力されるクロックを分周する分周器と、該分周器によって得られた分周クロックを入力とするクロックバッファと、入力される2本の並列データを前記クロックバッファの出力クロックを用いて1本の直列データに変換する2n-j-1個のマルチプレクサブロックとを有し、前記第j段の2n-j-1個の各マルチプレクサブロックは、この各マルチプレクサブロックから出力される1本の直列データが、第n-1段のマルチプレクサブロックの出力において1本の直列データになるように接続され、前記第n段の遅延バッファの遅延量は、第n-1段の分周器のクロック入力から、前記第n-1段のマルチプレクサブロックにおける直列データ出力までの遅延量の総和になるように設定され、かつ、前記第n-1段の分周器の動作基準のクロックと、前記第n段のD-フリップフロップがデータの確定を行うクロックとが、半周期の位相差を持つように設定されていることを特徴とする光送信器。
IPC (3件):
H04B 10/00 ,  H03K 17/00 ,  H04J 3/04
FI (3件):
H03K 17/00 F ,  H04J 3/04 Z ,  H04B 9/00 B
Fターム (20件):
5J055AX66 ,  5J055BX03 ,  5J055CX24 ,  5J055EX25 ,  5J055EY17 ,  5J055EZ08 ,  5J055FX05 ,  5J055GX02 ,  5K002AA01 ,  5K002AA02 ,  5K002AA07 ,  5K002CA14 ,  5K002DA03 ,  5K002DA05 ,  5K002FA01 ,  5K028BB08 ,  5K028KK01 ,  5K028KK03 ,  5K028SS01 ,  5K028SS11
引用特許:
審査官引用 (4件)
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