特許
J-GLOBAL ID:200903076552920785

車両用動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-251869
公開番号(公開出願番号):特開平8-114255
出願日: 1994年10月18日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 相互にトルク伝達可能な一対の油圧クラッチにより車輪間でトルクの供受を行う車両用動力伝達装置を小型化する。【構成】 差動装置Dのリングギヤ4をエンジンEに接続し、サンギヤ5及びプラネタリキャリヤ8をそれぞれ左右の出力軸9L ,9R に接続する。左出力軸9L に回転自在に嵌合するキャリヤ部材11の複数のピニオン軸12に、異なるピッチ円を有する第1、第2、第3ピニオン13,14,15を一体に形成した3連ピニオン部材16をそれぞれ支持し、第1ピニオン13を右出力軸9R に接続するとともに、第2ピニオン14を左出力軸9L に接続する。右旋回時に油圧クラッチCdを係合してキャリヤ部材11を減速すると、左前輪WFLが増速して該左前輪WFLにトルクが伝達される。左旋回時に油圧クラッチCaを係合し、第3ピニオン15を介してキャリヤ部材11を増速すると、右前輪WFRが増速して該右前輪WFRにトルクが伝達される。
請求項(抜粋):
2つの回転軸(9L ,9R )間に相互にトルク伝達可能なトルク伝達手段(T)を設けてなる車両用動力伝達装置において、前記トルク伝達手段(T)が、一方の回転軸(9L )廻りに回転可能に支持されたキャリヤ部材(11)と、相互に異なるピッチ円を有する第1ピニオン(13)、第2ピニオン(14)及び第3ピニオン(15)を相互に相対回転不能に備えてキャリヤ部材(11)に回転可能に支持された複数の3連ピニオン部材(16)と、第1ピニオン(13)を他方の回転軸(9R )に連結する第1連結手段(17,8)と、第2ピニオン(14)を一方の回転軸(9L )に連結する第2連結手段(18)と、第3ピニオン(15)を固定部材(20)に連結する第3連結手段(19,Ca)と、キャリヤ部材(11)を固定部材(20)に連結する第4連結手段(Cd)と、から構成されたことを特徴とする、車両用動力伝達装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
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