特許
J-GLOBAL ID:200903076657906125

加速度センサシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-090409
公開番号(公開出願番号):特開2005-274457
出願日: 2004年03月25日
公開日(公表日): 2005年10月06日
要約:
【課題】 車両の水平状態の有無に関わらず任意のタイミングで加速度センサの経年変化や温特に伴うゼロ点ドリフトを補正することができ、また、補正に際しての車両信号への依存を最小限に留め、センサ単体でも補正処理をほぼ完結できる機能を有した車両用加速度センサシステムを提供する。【解決手段】センサシステムの工場出荷時等において、検知用コンデンサ10a,10bの電荷出力変化に基づき加速度信号を出力する電荷電圧変換回路21の負帰還コンデンサ21bの両端を短絡させ、その状態で測定した加速度信号生成回路のオフセット出力の標準値を、標準オフセット出力値として記憶しておく。そして、センサ使用中における予め定められたチェックタイミングにて負帰還コンデンサ21bの両端を短絡状態とし、該状態での信号処理回路のオフセット出力をカレントオフセット出力値として検出し、標準オフセット出力値と該カレントオフセット出力値との比較に基づいて加速度信号のゼロ点補正を行なう。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
第一の固定電極と第二の固定電極との間に可動電極を配置した構造をし、前記第一の固定電極と前記可動電極とが形成する第一のコンデンサと、前記可動電極と前記第二の固定電極とが形成する第二のコンデンサとが直列接続されるとともに、加速度印加による前記可動電極の変位に基づいて前記第一のコンデンサと前記第二のコンデンサとの静電容量を連動変化させる検知用コンデンサと、 前記加速度可動電極の出力に基づく前記検知用コンデンサの容量変化を電圧変換して出力する電荷電圧変換回路と、 前記検知用コンデンサの前記第一の固定電極と第二の固定電極との間に検知用バイアス電圧を印加する検知用バイアス電圧印加手段と、 前記検知用コンデンサに前記検知用バイアス電圧を印加した状態において前記可動電極に、前記第一の固定電極と第二の固定電極との間における加速度非検知状態に対応した中立位置から、加速度検知方向に強制的に変位させるための変位バイアス電圧を印加した後、当該変位バイアス電圧の印加を解除する振動サイクルを定常的に反復し、前記可動電極を前記加速度検知方向に強制振動させる強制振動手段と、 前記可動電極に前記強制振動を定常的に加えた状態において、前記振動サイクルにおける前記変位バイアス電圧の印加解除期間において選択的に、前記電荷電圧変換回路の出力を加速度検知のためにサンプリングするサンプリング手段と、 該サンプリング結果に基づいて加速度信号を生成・出力する加速度信号生成出力手段と、 を有することを特徴とする加速度センサシステム。
IPC (1件):
G01P15/125
FI (1件):
G01P15/125 V
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 静電容量式加速度センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-228317   出願人:株式会社日立製作所, 日立オートモテイブエンジニアリング株式会社
  • 容量式物理量検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-108454   出願人:株式会社デンソー
審査官引用 (4件)
  • 容量型物理量検出センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-224085   出願人:株式会社デンソー
  • 静電容量式加速度センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-228317   出願人:株式会社日立製作所, 日立オートモテイブエンジニアリング株式会社
  • 車輌用衝突検知装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-158580   出願人:トヨタ自動車株式会社
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