特許
J-GLOBAL ID:200903077067546456

振動ジャイロ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-075634
公開番号(公開出願番号):特開2003-156337
出願日: 2002年03月19日
公開日(公表日): 2003年05月30日
要約:
【要約】【課題】 高いQ値は振動ジャイロの出力を大きくし、ノイズやドリフトを低減する。しかし、互いに直交する2つの方向の振動を利用する振動ジャイロでは、その双方に高いQ値を保証する振動体形状を見出すのは難しく、また互いの振動の直交性を高いレベルで保証しなければ駆動ノイズを低減できない。【解決手段】 Q値を劣化させる原因となる支持部から外部への振動漏れが少ない3脚音叉型振動体を用い、高い駆動検出振動のQ値を実現し、また、その足幅を個々に調整することにより、駆動振動により変位せず、検出振動においてのみ変位する検出部を実現することで、互いの振動の直交性に関わり無く高いS/Nと低ドリフトを実現する。
請求項(抜粋):
基部と3本の足とを有する振動子と、発振手段と、角速度検出手段とから構成され、前記基部と前記3本の足がすべて同じ厚みからなり、前記基部が前記3本の足にそれぞれ結合し、前記3本の足が同じ長さで互いに平行に配置され、両側の2本の足のうちの一方の足の幅を中央の足の幅と同じとするとともに両側の2本の足のうちの他方の足の幅を中央の足の幅と異ならせた振動ジャイロにおいて、前記両側の2本の足のうちの一方の足と前記基部を結合する部分に肩部を設け、前記両側の2本の足のうちの他方の足の幅は、中央の足の幅の3/5±10%であることを特徴とする振動ジャイロ。
IPC (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04
FI (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04
Fターム (6件):
2F105AA01 ,  2F105BB03 ,  2F105BB08 ,  2F105CC01 ,  2F105CD02 ,  2F105CD06
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 振動型ジャイロスコープ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-171634   出願人:日本碍子株式会社
  • 角速度検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-067674   出願人:シチズン時計株式会社
  • 振動子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-294495   出願人:トヨタ自動車株式会社, 株式会社豊田中央研究所
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