特許
J-GLOBAL ID:200903077434236183

石炭起源ガスを原料としたメタノールの製造方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-042741
公開番号(公開出願番号):特開2007-217391
出願日: 2006年02月20日
公開日(公表日): 2007年08月30日
要約:
【課題】原料ガスとして石炭起源ガスを用いてメタノールの製造を行う場合に、資源の有効利用と経済的な運転とを両立させたメタノールの製造方法および装置を提供する。【解決手段】原料ガスと水蒸気とを反応させて水素、一酸化炭素及び二酸化炭素を主成分とする合成ガスを生成する改質器と、メタノール合成触媒上で前記合成ガスを反応させて粗メタノールを合成する粗メタノール合成反応器と、前記合成反応器から導出された液状の粗メタノールを蒸留して低沸点有機化合物および高沸点有機化合物を含む廃水と精製メタノールとに分離する蒸留塔とを具備し、前記改質器の上流側の流路および下流側の流路の少なくとも一方の流路に流路中のガスから所定量の水素を抜き取る水素回収手段が取り付けられているメタノールの製造装置を、石炭起源ガスを原料としたメタノールの製造に用いる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
原料とする石炭起源ガスと水蒸気とを改質器に供給し、前記石炭起源ガスと水蒸気とを反応させて水素、一酸化炭素及び二酸化炭素を主成分とする合成ガスを生成する合成ガス生成工程と、メタノール合成触媒上で前記合成ガスを反応させて粗メタノールを合成する粗メタノール合成工程と、前記合成工程から回収された液状の粗メタノールを蒸留して低沸点有機化合物及び高沸点有機化合物を含む廃水と精製メタノールとに分離する蒸留工程とを具備してなる石炭起源ガスを原料としたメタノールの製造方法であって、 前記改質器の上流側の流路か、下流側の流路の少なくとも一方の流路から所定量の水素を抜き取ることを特徴とする石炭起源ガスを原料としたメタノールの製造方法。
IPC (3件):
C07C 29/151 ,  C07C 31/04 ,  C07C 29/80
FI (3件):
C07C29/151 ,  C07C31/04 ,  C07C29/80
Fターム (11件):
4H006AA02 ,  4H006AC41 ,  4H006AD11 ,  4H006BA05 ,  4H006BA07 ,  4H006BA09 ,  4H006BD70 ,  4H006BD84 ,  4H006FE11 ,  4H039CA60 ,  4H039CF30
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平01-180841号公報
  • メタノールの製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-342317   出願人:三菱重工業株式会社
審査官引用 (8件)
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