特許
J-GLOBAL ID:200903077484095840

暗号鍵配布方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-252656
公開番号(公開出願番号):特開2002-064480
出願日: 2000年08月23日
公開日(公表日): 2002年02月28日
要約:
【要約】【課題】光ファイバ通信網に適合したコヒーレント光を用いて、安全性の保証された暗号鍵配布システムを提供する。【解決手段】送信者は、受信側で対称な確率分布を持つように乱数を符号化し、送信光出力の強度と変調を、盗聴者が送信端で最良の受信機を用いたときでも盗聴者の信号対雑音比が2dB以下になるように設定すると同時に、受信者の信号対雑音比が-10dB以上になるように設定して送信する。受信者は一組の乱数が伝送された後、得られた信号の確率分布を計算して判別閾値を求め、確率分布に異常があるとき盗聴があったと判断し、暗号鍵の伝送をやり直す。
請求項(抜粋):
送信者は、送信端で盗聴者がいかなる受信機で盗聴したときでも盗聴者の信号対雑音比が2dB以下になり、且つ、受信端における受信者の信号対雑音比が-10dB以上になるように出力信号光の光強度と変調度を設定し、乱数列を符号化した変調信号で変調した信号光を送信し、受信者は、一連の乱数列の信号光を受信した後、雑音重畳に由来した揺らぎを有する受信信号の頻度分布から確率分布を計算して、前記確率分布の変化に基づいて盗聴の有無を判別すると共に、受信者の誤り率が5%以下になるように判別閾値を設定して、前記判別閾値に基づいて乱数列の各ビットのビット値を判別し、判別できたビットの位置を送信者に連絡して判別誤りのないビット列のみを取り出して送信者と共有し、前記共有したビット列を暗号鍵とすることを特徴とする暗号鍵配布方法。
IPC (3件):
H04L 9/08 ,  H04B 10/22 ,  H04B 10/00
FI (4件):
H04L 9/00 601 B ,  H04B 9/00 A ,  H04B 9/00 Z ,  H04L 9/00 601 E
Fターム (13件):
5J104AA01 ,  5J104AA16 ,  5J104EA04 ,  5J104EA16 ,  5J104NA02 ,  5K002AA02 ,  5K002AA04 ,  5K002BA05 ,  5K002BA13 ,  5K002CA16 ,  5K002DA06 ,  5K002DA31 ,  5K002FA01
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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