特許
J-GLOBAL ID:200903077799004133

溶融塩電気化学プロセスを用いた表面窒化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 赤岡 迪夫 ,  赤岡 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-221113
公開番号(公開出願番号):特開2009-052104
出願日: 2007年08月28日
公開日(公表日): 2009年03月12日
要約:
【課題】窒化処理による表面の硬度アップ、耐磨耗性向上効果を実現しながら、鋼材の耐食性低下を防止することができる鋼材の表面窒化処理方法を提供する。【解決手段】溶融塩電気化学プロセスを用いた鋼材の表面窒化処理方法において、電解浴に低融点のアルカリハライドを使用し、好ましくは415°C以下、より好ましくは315°C以下の低温領域での窒化処理を可能化することにより、鋼材表面の硬度アップ、耐磨耗性向上等を実現しながら、耐食性に優れた窒化物層を形成することができる鋼材の表面窒化処理方法を提供する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
溶融塩を用いた電気化学プロセスによる鋼材の表面窒化処理方法において、 電解浴に、窒化物イオン(N3-)を含有する低融点のアルカリハライド又はアルカリ土類ハライドからなる溶融塩を使用し、 被処理材である鋼材からなる作用極(陽極)と、他の金属からなる対極(陰極)を前記電解浴中に配置し、そして 浴温が415°C以下の所定の温度に保持された電解浴中において、前記作用極を対極に対して正の電位を保つことにより、被処理材の表面に耐食性に優れた窒化物層を形成することを特徴とする前記鋼材の表面窒化処理方法。
IPC (1件):
C25D 11/34
FI (1件):
C25D11/34 301
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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