特許
J-GLOBAL ID:200903078311000254

表面プラズモン共鳴角検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-238395
公開番号(公開出願番号):特開2000-065730
出願日: 1998年08月25日
公開日(公表日): 2000年03月03日
要約:
【要約】【課題】一度に複数種類の試料溶液の共鳴角を検出することができ、検出作業を効率化して作業時間を短縮することができるSPR検出方法の提供。【解決手段】試料溶液が吸着される金属薄膜が成膜されたガラス基板を設けたセンサーチップに密着するプリズムに対して光照射装置からの光を所要の角度で入射し、受光装置によりガラス基板の金属薄膜境界面からの反射光を受光してその強度が最小になる共鳴角により試料溶液の成分を検出する。下面が開口した多数のセルが所要の間隔で配列されたセルプレートの下面にガラス基板を、各セルの開口を閉鎖するように取り付けてセンサーチップを構成する。プリズムを複数のセルに応じた大きさに形成し、プリズムに対して複数のセルに応じたガラス基板を選択的に密着させた状態で選択された各セルにおけるガラス基板の金属薄膜境界面に夫々の光を所要の角度幅で照射する。各セルに対応するガラス基板の金属薄膜境界面からの各反射光の強度に基づいて選択された各セル内に分注された試料溶液の共鳴角を同時に検出可能にする。
請求項(抜粋):
試料溶液が吸着される金属薄膜が成膜されたガラス基板を設けたセンサーチップに密着するプリズムに対して光照射装置からの光を所要の角度で入射し、受光装置によりガラス基板の金属薄膜境界面からの反射光を受光してその強度が最小になる共鳴角により試料溶液の成分を検出する表面プラズモン共鳴角検出方法において、下面が開口した多数のセルが所要の間隔で配列されたセルプレートの下面にガラス基板を、各セルの開口を閉鎖するように取り付けてセンサーチップを構成すると共にプリズムを複数のセルに応じた大きさに形成し、プリズムに対して複数のセルに応じたガラス基板を選択的に密着させた状態にて該プリズムに対し、選択された各セルにおけるガラス基板の金属薄膜境界面に夫々の光を所要の角度幅で照射して各セルに対応するガラス基板の金属薄膜境界面からの各反射光の強度に基づいて選択された各セル内に分注された試料溶液の共鳴角を同時に検出可能にした表面プラズモン共鳴角検出方法。
Fターム (11件):
2G059AA02 ,  2G059AA05 ,  2G059BB04 ,  2G059EE02 ,  2G059FF03 ,  2G059JJ12 ,  2G059JJ21 ,  2G059KK04 ,  2G059LL01 ,  2G059MM04 ,  2G059PP01
引用特許:
審査官引用 (9件)
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