特許
J-GLOBAL ID:200903079102213409

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-148298
公開番号(公開出願番号):特開平10-339113
出願日: 1997年06月05日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 退避孔33とロックピン80の隙間を通して背圧室R3内に漏れた作動油をシリンダヘッド110内へ排出させること。【解決手段】 内燃機関の吸気弁又は排気弁の開閉時期を制御するために使用される弁開閉時期制御装置において、作動流体として作動油を採用するとともに、内部ロータ20と外部ロータ30が所定の位相で同期したときこれらを連結するロックピン80を収容する退避孔33にてロックピン80の背部に形成される背圧室R3を、回転伝達部材に設けた連通路(外部ロータ30に設けた連通孔34とリアプレート50に設けた連通溝51,53)を通して、内燃機関のシリンダヘッド内に連通させた。
請求項(抜粋):
内燃機関のシリンダヘッドに回転自在に組付けられる弁開閉用の回転軸と、この回転軸に所定範囲で相対回転可能に外装されクランクプーリからの回転動力が伝達される回転伝達部材と、前記回転軸又は前記回転伝達部材の一方に取り付けられたベーンと、前記回転軸と前記回転伝達部材との間に形成され前記ベーンによって進角用室と遅角用室とに二分される流体圧室と、前記進角用室に流体を給排する第1流体通路と、前記遅角用室に流体を給排する第2流体通路と、前記回転伝達部材又は前記回転軸に形成され内部に前記回転軸又は前記回転伝達部材に向けてばね付勢されたロックピンを収容する退避孔と、前記回転軸又は前記回転伝達部材に形成され前記回転軸と前記回転伝達部材の相対位相が所定の位相で同期したとき前記ロックピンの頭部が嵌入される受容孔と、この受容孔に流体を給排する第3流体通路とを備えて、内燃機関の吸気弁又は排気弁の開閉時期を制御するために使用される弁開閉時期制御装置において、前記流体として作動油を採用するとともに、前記退避孔にて前記ロックピンの背部に形成される背圧室を、前記回転伝達部材又は前記回転軸に設けた連通路を通して、内燃機関のシリンダヘッド内に連通させたことを特徴とする弁開閉時期制御装置。
IPC (2件):
F01L 1/34 ,  F02D 13/02
FI (2件):
F01L 1/34 E ,  F02D 13/02 G
引用特許:
審査官引用 (6件)
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