特許
J-GLOBAL ID:200903079236191835

水素を燃料とする機器への水素供給システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-164939
公開番号(公開出願番号):特開2000-351601
出願日: 1999年06月11日
公開日(公表日): 2000年12月19日
要約:
【要約】【課題】 燃料電池の要求水素量を改質器の応答遅れにより充足することができない時、その要求水素量を迅速に充足し得る水素供給システムを提供する。【解決手段】 水素供給システム1は、アルコール、ガソリン等の原料から水素を生成して燃料電池2に供給する改質器3と、前記水素を貯蔵し、且つ放出することが可能な水素貯蔵器15とを有する。水素貯蔵器15は、水素を吸蔵し易い第1貯蔵部151 と、水素を放出し易い第2貯蔵部152 とよりなる。第1貯蔵部151 に改質器3からの水素を一旦吸蔵させ、次いでその吸蔵水素を放出して得られた高圧な放出水素を第2貯蔵部152 に吸蔵させる。燃料電池2の要求水素量を改質器3の応答遅れにより充足することができない時、その要求水素量を充足すべく、第2貯蔵部152 より水素を放出させる。
請求項(抜粋):
水素を燃料とする機器(2)に水素を供給すべく、アルコール、ガソリン等の原料から水素を生成する改質器(3)を備えた水素供給システムにおいて、前記改質器(3)により生成された水素を吸蔵し、且つ放出することが可能な水素貯蔵器(15)を有し、その水素貯蔵器(15)は、第1の水素吸蔵材(MH1 )を備えた第1貯蔵部(151 )と、第2の水素吸蔵材(MH2)を備えた第2貯蔵部(152 )とを有し、両水素吸蔵材(MH1 ,MH2 )において、水素の吸蔵し易さに関しては前記第1の水素吸蔵材(MH1 )が前記第2の水素吸蔵材(MH2 )に比べて優れており、一方、吸蔵水素の放出し易さに関しては前記第2の水素吸蔵材(MH2 )が前記第1の水素吸蔵材(MH1 )に比べて優れており、前記第1貯蔵部(151 )に前記改質器(3)からの水素を一旦吸蔵させ、次いでその吸蔵水素を放出して得られた水素を前記第2貯蔵部(152 )に吸蔵させ、前記機器(2)の要求水素量を前記改質器(3)により充足することができない時、その要求水素量を充足すべく、前記第2貯蔵部(152 )より吸蔵水素を放出させることを特徴とする、水素を燃料とする機器への水素供給システム。
IPC (4件):
C01B 3/00 ,  C01B 3/38 ,  H01M 8/04 ,  H01M 8/06
FI (5件):
C01B 3/00 A ,  C01B 3/38 ,  H01M 8/04 J ,  H01M 8/04 X ,  H01M 8/06 G
Fターム (14件):
4G040AA11 ,  4G040AA25 ,  4G040AA29 ,  4G040AA31 ,  4G040EA02 ,  4G040EA03 ,  4G040EA06 ,  4G040EB23 ,  4G040EB31 ,  4G040EB43 ,  5H027AA02 ,  5H027BA01 ,  5H027BA09 ,  5H027BA14
引用特許:
審査官引用 (12件)
全件表示

前のページに戻る