特許
J-GLOBAL ID:200903079444356350

2方向に操作可能な非対称カテーテル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-126956
公開番号(公開出願番号):特開2002-360704
出願日: 2002年04月26日
公開日(公表日): 2002年12月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 曲率半径が互いに異なる2つの曲線を形成するよう偏向できる2方向に操作可能なカテーテルを提供する。【解決手段】 カテーテルの可撓性先端部分14は第1の軸外れルーメン及び第2の軸外れルーメン26,27,28,29を備える。第1の引きワイヤ及び第2の引きワイヤ52がそれぞれ、第1及び第2の軸外れルーメンを貫通し、それぞれの遠位端部及び近位端部が先端部分内及び操作取っ手に繋留されている。第1及び第2の圧縮コイル58がそれぞれ、第1及び第2の引きワイヤを包囲した状態でカテーテル本体12のルーメンを貫通して延びている。第1の圧縮コイルは、第1繋留位置において第1の軸外れルーメン内に繋留される遠位端部を備える。第2の圧縮コイルは、第1繋留位置に対して遠位側の第2繋留位置で第2の軸外れルーメン内に繋留される遠位端部を備える。先端部分の偏向により、各曲線の曲率半径は、圧縮コイルの繋留位置により制御される。
請求項(抜粋):
2方向に操作可能なカテーテルであって、近位端部、遠位端部及びこれらを貫通して延びるルーメンを備えた細長い可撓性の管状カテーテル本体と、カテーテル本体の遠位端部のところに設けられていて、近位端部及び遠位端部を備えた先端部分とを有し、前記先端部分は、少なくとも第1の軸外れルーメン及び第2の軸外れルーメンが貫通して延びる可撓性プラスチックチューブから成り、前記カテーテルは、カテーテル本体の近位端部に設けられた操作取っ手と、カテーテル本体のルーメン及び先端部分の第1の軸外れルーメンを貫通して延びていて、先端部分内に繋留された遠位端部及び操作取っ手に繋留された近位端部を備える第1の引きワイヤと、カテーテル本体のルーメン及び先端部分の第2の軸外れルーメンを貫通して延びていて、先端部分内に繋留された遠位端部及び操作取っ手に繋留された近位端部を備える第2の引きワイヤと、第1の引きワイヤを包囲した状態でカテーテル本体のルーメンを貫通して延びていて、第1の繋留位置において、カテーテル本体内又は先端部分の第1の軸外れルーメン内に繋留される遠位端部を備えた第1の圧縮コイルと、第2の引きワイヤを包囲した状態でカテーテル本体のルーメンを貫通して第2の軸外れルーメン内へ延びていて、第1の繋留位置に対して遠位側に位置した第2の繋留位置において、先端部分の第2の軸外れルーメン内に繋留される遠位端部を備えた第2の圧縮コイルとを更に有していることを特徴とするカテーテル。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 操作可能な全方向性カテ-テル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-265763   出願人:コーディス・ウェブスター・インコーポレイテッド
  • カテ-テル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-229333   出願人:コーディス・ウェブスター・インコーポレイテッド
  • 内視鏡装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-348113   出願人:オリンパス光学工業株式会社
全件表示

前のページに戻る