特許
J-GLOBAL ID:200903079854356268

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋本 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-157622
公開番号(公開出願番号):特開2009-299643
出願日: 2008年06月17日
公開日(公表日): 2009年12月24日
要約:
【課題】各係合ピンによる意に反したロック作用を防止できるバルブタイミング装置を提供する。【解決手段】遅角、進角油圧室への油圧の給排によってスプロケット1に対するベーン部材9の相対回動位置を遅角側あるいは進角側に制御する。通路構成部37が挿通固定される支持孔15cに内に開口した遅角側の通路部18aのグルーブ溝18cとこれに隣接して設けられた給排通路部34aのグルーブ溝34cとの間に、低圧通路45の一端開口45aを配置形成して、前記グルーブ溝18cからリークした油圧を低圧通路45内に流入させて、給排通路部34a内への流入を阻止し、これによって、意に反した各係合ピン26,27のロック方向の移動を抑制した。【選択図】図1
請求項(抜粋):
クランクシャフトから回転力が伝達されると共に、内周面に隔壁部を有するハウジングと、 前記ハウジング内に回転自在に収容されて前記隔壁部との間に進角室と遅角室とを隔成すると共に、カムシャフトに回転力を伝達するベーン部材と、 該ベーン部材もしくはハウジングの一方側に設けられて、前記他方側の部材方向へ出没自在に移動する突出部材と、 前記ベーン部材もしくはハウジングの他方側の部材に設けられて、前記突出部材の先端が嵌入可能な凹部と、 流体圧供給源から流出した流体圧を前記進角室と遅角室に選択的に給排することによって前記ハウジングに対するベーン部材の相対回転位相を変更する第1制御弁と、 前記流体圧供給源からの流体圧を要求に応じて前記突出部材に作用させて該突出部材を移動させる第2制御弁と、 前記第1制御弁と進角室とを連通する第1通路と、 前記第1制御弁と遅角室とを連通する第2通路と、 前記第2制御弁と突出部材とを連通する第3通路と、 を備え、 前記第1通路と第2通路及び第3通路は、非回転部に一部が設けられていると共に、該非回転部と、回転する前記ハウジング及びベーン部材とを連通する部位において、前記第3通路と第1通路もしくは第2通路とを隣接して配置すると共に、該隣接する前記第3通路と第1通路もしくは第2通路との間に低圧部を設けたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (1件):
F01L 1/34
FI (1件):
F01L1/34 E
Fターム (12件):
3G018AB02 ,  3G018AB16 ,  3G018BA09 ,  3G018BA29 ,  3G018BA33 ,  3G018CA19 ,  3G018DA20 ,  3G018DA70 ,  3G018DA74 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018GA02
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (9件)
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