特許
J-GLOBAL ID:200903001775108659

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 服部 雅紀 ,  南島 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-090881
公開番号(公開出願番号):特開2007-263038
出願日: 2006年03月29日
公開日(公表日): 2007年10月11日
要約:
【課題】作動油中へのエア混入を抑制することで、吸気弁または排気弁のバルブタイミングの制御性向上を図ったバルブタイミング調整装置を提供する。【解決手段】軸受側進角通路85および軸受側遅角通路86に加え、軸受部材80に供給通路87を形成する。軸受側進角通路85はシャフト側進角通路71に連通し、軸受側遅角通路86はシャフト側遅角通路72に連通する。そして供給通路87は、カムシャフト2に油を供給する供給口871を有する。これにより、カムシャフト2とシリンダヘッド82とのクリアランスには、環状に沿って延びる油膜が形成されるので、この油膜は、クリアランスを閉塞するシール機能を発揮する。よって、シャフト側遅角通路72に負圧が発生したとしても、シャフト側遅角連通口721にエアが吸い込まれてしまうことを抑制できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸の駆動力を吸気弁および排気弁の少なくとも一方に伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記吸気弁および前記排気弁の少なくとも一方の開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置であって、 前記吸気弁および前記排気弁の少なくとも一方を開閉駆動するカムシャフトと、 前記カムシャフトをラジアル方向に支持する軸受部材と、 前記駆動軸および前記カムシャフトの一方と連動して回転するハウジングと、 前記駆動軸および前記カムシャフトの他方と連動して回転し、前記ハウジングとの間に進角油圧室および遅角油圧室を形成し、前記進角油圧室および前記遅角油圧室の油圧により前記ハウジングに対して相対回転駆動されるベーンロータと、 を備え、 前記カムシャフトには、前記進角油圧室に連通するシャフト側進角通路および前記遅角油圧室に連通するシャフト側遅角通路が形成され、 前記軸受部材には、前記シャフト側進角通路に連通する軸受側進角通路、前記シャフト側遅角通路に連通する軸受側遅角通路、および前記カムシャフトに油を供給する供給口を有する供給通路が形成され、 前記シャフト側進角通路のうち前記軸受側進角通路に連通するシャフト側進角連通口と、前記シャフト側遅角通路のうち前記軸受側遅角通路に連通するシャフト側遅角連通口とは、前記カムシャフトのスラスト方向に並べて配置されており、 前記供給口は、前記スラスト方向において、前記シャフト側進角連通口に対して前記シャフト側遅角連通口の反対側および前記シャフト側遅角連通口に対して前記シャフト側進角連通口の反対側のうち少なくとも一方の側に配置されているバルブタイミング調整装置。
IPC (1件):
F01L 1/34
FI (1件):
F01L1/34 E
Fターム (11件):
3G018AB04 ,  3G018BA33 ,  3G018CA20 ,  3G018DA05 ,  3G018DA30 ,  3G018DA52 ,  3G018DA67 ,  3G018DA68 ,  3G018DA69 ,  3G018GA03 ,  3G018GA25
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 弁開閉時期制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-045198   出願人:アイシン精機株式会社
審査官引用 (7件)
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