特許
J-GLOBAL ID:200903079927293901

車両用自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-148489
公開番号(公開出願番号):特開平8-338516
出願日: 1995年06月15日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【目的】 クラッチツウクラッチダウン変速に際して多重変速や車両の非駆動走行に起因する変速ショックの発生を防止し得る車両用自動変速機の変速制御装置を提供する。【構成】 他の変速期間内ではない状態において3→2変速が判断された単一変速の場合には、多重変速判定手段166により第1クラッチツウクラッチ変速制御手段160によるクラッチツウクラッチダウンシフト変速が実行させられるが、ブレーキB3或いはB2の係合状態が変化している期間内たとえば1→3変速或いは2→3変速期間内においてクラッチツウクラッチダウンシフト変速である3→2変速が判断された多重変速の場合には、多重変速判定手段166により、第2クラッチツウクラッチ変速制御手段162による多重変速用のクラッチツウクラッチダウンシフト変速が実行させられるので、クラッチツウクラッチダウン変速に際して多重変速に起因する変速ショックの発生が好適に抑制される。
請求項(抜粋):
第1の油圧式摩擦係合装置内の作動油圧が調圧弁によって直接に調圧され、第2の油圧式摩擦係合装置を解放し且つ該第1の油圧式摩擦係合装置を係合することによりクラッチツウクラッチダウンシフト変速が実行される形式の車両用自動変速機の変速制御装置であって、前記第1或いは第2の油圧式摩擦係合装置の係合状態が変化していない期間内において前記クラッチツウクラッチダウンシフト変速を実行させるための第1クラッチツウクラッチ変速制御手段と、前記第1或いは第2の油圧式摩擦係合装置の係合状態が変化している期間内において前記第1クラッチツウクラッチ変速制御手段によるクラッチツウクラッチダウンシフト変速とは異なるクラッチツウクラッチダウンシフト変速を実行させるための第2クラッチツウクラッチ変速制御手段と、前記第1或いは第2の油圧式摩擦係合装置の係合状態が変化している期間内において前記クラッチツウクラッチダウンシフト変速が判断されたか否かを判定し、該判定が否定された場合は前記第1クラッチツウクラッチ変速制御手段によるクラッチツウクラッチダウンシフト変速を実行させ、該判定が肯定された場合には、前記第2クラッチツウクラッチ変速制御手段によるクラッチツウクラッチダウンシフト変速を実行させる多重変速判定手段とを、含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/04 ,  F16H 59:14
引用特許:
審査官引用 (9件)
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