特許
J-GLOBAL ID:200903080050697788

GPS測位方法及び装置、ナビゲーションシステム並びにコンピュータプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江上 達夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-137795
公開番号(公開出願番号):特開2002-333472
出願日: 2001年05月08日
公開日(公表日): 2002年11月22日
要約:
【要約】【課題】 GPS測位においてマルチパスの発生を検出してマルチパスの影響による擬似距離誤差を補正し、マルチパスの発生を誤検出しても測位精度の低下を低減する。【解決手段】 GPS測位装置は、GPS受信器により捕捉されているn個のGPS衛星からの受信電波から夫々、擬似距離riを測定し、擬似距離riを夫々表すGPS受信器の座標(x,y,z)及び時計誤差tを変数とするn個の関数に対して、例えばニュートン法による、収束計算を行うことでn元連立方程式の解として座標及び時計誤差tを近似的に算出する。マルチパスの発生が検出された場合にはn個の関数に、地球の中心を1個のGPS衛星として見立てた擬似距離rn+1を表す座標及び時計誤差を変数とする1個の関数に重み付けαを行ったαfn+1を加えた合計n+1個の関数に対して収束計算を行ってn+1元連立方程式の解として座標及び時計誤差tを近似的に算出する。
請求項(抜粋):
移動体に搭載されたGPS受信器により捕捉されているn(但しnは3以上の自然数)個のGPS衛星からの受信電波から夫々、擬似距離ri(但しi=1,2,...,n)を測定する測定工程と前記受信電波におけるマルチパスの発生を検出する検出工程と、前記擬似距離riを夫々表す前記GPS受信器の座標(x,y,z)及び時計誤差tを変数とするn個の関数fi(x,y,z,t)に対して、収束計算を行うことでn元連立方程式の解として前記座標(x,y,z)及び前記時計誤差tを近似的に算出する第1算出工程と前記n個の関数fi(x,y,z,t)に、地球の中心を1個のGPS衛星として見立てた擬似距離rn+1を表す前記座標(x,y,z)及び前記時計誤差tを変数とする1個の関数fn+1(x,y,z,t)に重み付けα(但しαは1以上の実数)を行ったαfn+1(x,y,z,t)を加えた合計n+1個の関数に対して収束計算を行ってn+1元連立方程式の解として前記座標(x,y,z)及び前記時計誤差tを近似的に算出する第2算出工程と、前記第1又は第2算出工程で算出された前記座標(x,y,z)を、前記移動体の現在位置を示す現在位置データとして出力する出力工程と、前記検出工程により前記マルチパスの発生が検出されたときに、前記第2算出工程を選択する選択工程とを備えたことを特徴とするGPS測位方法。
IPC (5件):
G01S 5/14 ,  G01C 21/00 ,  G08G 1/0969 ,  G09B 29/00 ,  G09B 29/10
FI (5件):
G01S 5/14 ,  G01C 21/00 D ,  G08G 1/0969 ,  G09B 29/00 A ,  G09B 29/10 A
Fターム (30件):
2C032HB22 ,  2C032HC31 ,  2C032HD03 ,  2F029AA02 ,  2F029AA04 ,  2F029AA05 ,  2F029AB01 ,  2F029AB07 ,  2F029AC01 ,  2F029AC02 ,  2F029AC14 ,  2F029AC16 ,  2F029AD01 ,  5H180AA01 ,  5H180AA25 ,  5H180AA26 ,  5H180BB12 ,  5H180CC12 ,  5H180FF04 ,  5H180FF05 ,  5H180FF07 ,  5H180FF22 ,  5H180FF27 ,  5H180FF33 ,  5J062AA05 ,  5J062BB01 ,  5J062BB02 ,  5J062BB03 ,  5J062CC07 ,  5J062HH04
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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