特許
J-GLOBAL ID:200903080360670715

回路遮断器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山口 巖 ,  駒田 喜英 ,  松崎 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-195268
公開番号(公開出願番号):特開2006-019113
出願日: 2004年07月01日
公開日(公表日): 2006年01月19日
要約:
【課題】消弧室の磁性板の枚数を増やし、最上位の磁性板が開極位置の可動接触子の先端よりも高くなった場合において、最上位の磁性板を有効に使用する。【解決手段】消弧室13の複数枚の磁性板15の両脚部内側に、可動接点9の移動軌跡28を左右両側から覆う一対の側壁21を有する絶縁部材20を設け、かつ開極位置における可動接触子5の先端を絶縁部材20の側壁21の上面から突出させるとともに、側壁21の磁性板15側の上角部21aを最上位の磁性板15の近傍まで延び出させる。これにより、可動接触子5の先端に転移したアークを左右の側壁21の間隔よりも広い外部空間に押し出し、上角部21aを逃れたアークを最上位の磁性板15に導いて良好に引き伸ばすことができる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
ケースに固定され一端に固定接点を有する固定接触子と、一端に前記固定接点と接触する可動接点を有し、他端が前記ケースに回動可能に支持された可動接触子ホルダに連結された可動接触子と、隙間を介して積層支持された複数枚のU字形状の磁性板を有し、前記可動接点の移動軌跡を囲むように配置された消弧室とを備え、電流遮断時に前記固定接点と可動接点との間に生じたアークを前記消弧室の磁性板に引き込んで消弧する回路遮断器において、 前記消弧室の磁性板を開極位置の前記可動接触子の先端よりも高い位置まで積層する一方、前記磁性板の両脚部内側で前記可動接点の移動軌跡を左右両側から覆う一対の側壁を有する絶縁部材を設け、かつ開極位置における前記可動接触子の先端を前記絶縁部材の側壁上面から突出させるとともに、この側壁の前記磁性板側の上角部を最上位の前記磁性板の近傍まで延び出させたことを特徴とする回路遮断器。
IPC (3件):
H01H 73/18 ,  H01H 9/36 ,  H01H 9/44
FI (4件):
H01H73/18 B ,  H01H73/18 Z ,  H01H9/36 ,  H01H9/44 Z
Fターム (8件):
5G027AA03 ,  5G027BB07 ,  5G027BC02 ,  5G030DB01 ,  5G030DB08 ,  5G030DD00 ,  5G030DE01 ,  5G030DE04
引用特許:
出願人引用 (11件)
  • 特開昭60-72131号公報
  • 特開平2-132716
  • 回路遮断器の消弧装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-114424   出願人:富士電機株式会社
全件表示
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-132716
  • 回路遮断器の消弧装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-114424   出願人:富士電機株式会社
  • 特開昭60-072131
全件表示

前のページに戻る