特許
J-GLOBAL ID:200903080402159692

有機エレクトロルミネッセンス素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 中山 亨 ,  榎本 雅之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-225588
公開番号(公開出願番号):特開2008-098619
出願日: 2007年08月31日
公開日(公表日): 2008年04月24日
要約:
【課題】発光効率、駆動電圧に優れる有機エレクトロルミネッセンス素子を提供する。【解決手段】陽極及び陰極からなる電極と、該電極間に該陽極に接して又は近接して設けられた正孔輸送性高分子化合物を含有する第1の有機層と、第1の有機層及び該陰極の間に第1の有機層に接して設けられた電子輸送性高分子化合物を含有する第2の有機層とを有する有機エレクトロルミネッセンス素子であって、該正孔輸送性高分子化合物及び該電子輸送性高分子化合物が特定のパラメータで規定されるものであり、第1の有機層及び第2の有機層の少なくとも一方が特定のパラメータで規定される発光性材料を含有し、かつ第1の有機層から、又は第1の有機層及び第2の有機層から特定の色で発光することを特徴とする上記有機エレクトロルミネッセンス素子。【選択図】なし
請求項(抜粋):
陽極及び陰極からなる電極と、該電極間に該陽極に接して又は近接して設けられた正孔輸送性高分子化合物を含有する第1の有機層と、第1の有機層及び該陰極の間に第1の有機層に接して設けられた電子輸送性高分子化合物を含有する第2の有機層とを有する有機エレクトロルミネッセンス素子であって、 該正孔輸送性高分子化合物が下記式(1): Ip1-Wa <0.5 (1) (式中、Ip1は正孔輸送性高分子化合物のイオン化電位の絶対値(eV)を表し、Waは陽極の仕事関数の絶対値(eV)を表す。) を満たすものであり、該電子輸送性高分子化合物が下記式(2)及び下記式(3): Wc-Ea2 <0.5 (2) Ip2-Wa ≧0.5 (3) (式中、Wcは陰極の仕事関数の絶対値(eV)を表し、Ea2は電子輸送性高分子化合物の電子親和力の絶対値(eV)を表し、Ip2は電子輸送性高分子化合物のイオン化電位の絶対値(eV)を表し、Waは上記と同じ意味を有する。) を満たすものであり、第1の有機層及び第2の有機層の少なくとも一方が下記式(4)及び下記式(5): |Ip3-Ip1| <0.5 (4) |Ea2-Ea3| <1.0 (5) (式中、Ip3は発光性材料のイオン化電位の絶対値(eV)を表し、Ea3は発光性材料の電子親和力の絶対値(eV)を表し、Ip1及びEa2は上記と同じ意味を有する。) を満たす発光性材料を含有し、第1の有機層から、又は第1の有機層及び第2の有機層から、CIE色座標上のx及びyの値が下記式(P)又は下記式(Q): x<0.28又はx>0.44 かつ y≧0 (P) 0.28≦x≦0.44 かつ y≦0.24又はy≧0.46 (Q) を満たす領域の色で発光する上記有機エレクトロルミネッセンス素子。
IPC (3件):
H01L 51/50 ,  H05B 33/10 ,  C08G 61/12
FI (5件):
H05B33/22 D ,  H05B33/22 B ,  H05B33/14 A ,  H05B33/10 ,  C08G61/12
Fターム (34件):
3K107AA01 ,  3K107BB01 ,  3K107CC02 ,  3K107CC03 ,  3K107CC12 ,  3K107DD73 ,  3K107DD76 ,  3K107DD79 ,  3K107FF13 ,  3K107FF19 ,  3K107GG06 ,  3K107GG28 ,  4J032BA02 ,  4J032BA07 ,  4J032BA12 ,  4J032BA17 ,  4J032BA20 ,  4J032BA21 ,  4J032BB06 ,  4J032BB08 ,  4J032BB09 ,  4J032BC03 ,  4J032BC21 ,  4J032CA43 ,  4J032CB01 ,  4J032CB04 ,  4J032CB05 ,  4J032CB07 ,  4J032CB08 ,  4J032CB11 ,  4J032CB12 ,  4J032CC03 ,  4J032CD02 ,  4J032CG01
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平3-273087号公報
  • 国際公開第94/029883号パンフレット
  • 有機EL素子及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-222023   出願人:トヨタ自動車株式会社
審査官引用 (6件)
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