特許
J-GLOBAL ID:200903081175038170

フライ乾燥処理食品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 鎌田 文二 ,  東尾 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-289906
公開番号(公開出願番号):特開2009-165463
出願日: 2008年11月12日
公開日(公表日): 2009年07月30日
要約:
【課題】食品素材として広く利用できる芋類、豆類またはナッツ類を、フライ乾燥処理によって長期間の保存に耐えるように水分含量を充分に下げて乾燥させると共に、熱水による復元性を充分に確保できるようにし、しかも高温調理による香ばしい風味を持たせて、食品としての食感や外観においても優れたフライ乾燥処理食品とすることであり、また老人などでも容易に食することのできる柔らかい食品とし、さらにこの食品を可及的に簡単な工程で製造できるようにし、低コスト化できるフライ乾燥処理食品の製法とすることである。【解決手段】食用の芋類、豆類およびナッツ類から選ばれる一種以上の植物貯蔵組織内の水分を肥大結晶化させることにより、この貯蔵組織内に隙間を生じさせ、または貯蔵組織の細胞内の氷晶により細胞膜を破壊して食品素材とし、この食品素材をフライ乾燥処理し、熱水復元性を有するフライ乾燥処理食品とする。その製造方法として、食品素材である植物貯蔵組織に、組織内で緩慢凍結による凍結を起こさせて組織内に隙間を生じさせまたは細胞膜を破壊し、次いでフライ乾燥することからなるフライ乾燥処理食品の製造方法とする。細胞や組織に油が浸透しやすくなり、フライ処理のときに加熱された油が細胞や組織の隅々まで効率よく作用する。熱水復元した際には、本来の芋類、豆類およびナッツ類を素材とするフライ乾燥処理食品の食感を充分に復元することができるものになる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
食用の芋類、豆類またはナッツ類の植物貯蔵組織内の水分を肥大結晶化させることにより、この貯蔵組織内に隙間を生じさせ、または貯蔵組織の細胞内の氷晶により細胞膜を破壊して食品素材とし、この食品素材をフライ乾燥処理したものからなるフライ乾燥処理食品。
IPC (3件):
A23B 7/02 ,  A23L 1/212 ,  A23L 1/01
FI (4件):
A23B7/02 ,  A23L1/212 A ,  A23L1/212 Z ,  A23L1/01 D
Fターム (14件):
4B016LC06 ,  4B016LG06 ,  4B016LG16 ,  4B016LP11 ,  4B016LP13 ,  4B035LC03 ,  4B035LP07 ,  4B035LP24 ,  4B035LP43 ,  4B069BA07 ,  4B069CA04 ,  4B069HA03 ,  4B069HA18 ,  4B069HA20
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (5件)
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