特許
J-GLOBAL ID:200903081429472097

段階的酸素付加を用いる接触部分酸化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河備 健二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-551798
公開番号(公開出願番号):特表2003-519616
出願日: 2001年01月05日
公開日(公表日): 2003年06月24日
要約:
【要約】C1〜C4炭化水素を含む炭化水素原料ストリームを酸素含有原料ストリームで酸化して、COおよびH2を含む生成物(合成ガスまたはシンガスとしても知られる)を製造するための多段接触部分酸化(CPO)方法である。本方法は、CPO触媒および制御されたプロセスの特徴を用い、該特徴には、(A)該方法のための全酸素必要量は、一つ以上の反応段で、酸素含有原料ストリームを用いて一つ以上の供給点において増分的に導入され、第一の該増分的導入が第一の反応段で行なわれ、次の該増分的導入が少なくとも一つの次の反応段で行なわれ、該反応段が各々該触媒を含むこと;(B)酸素含有原料ストリーム、炭化水素原料ストリームおよび、該多数の反応段のうち第一段より後の反応段に関し、前段で製造された中間生成物が、相互に接触した後、約1ミリ秒未満の間混合されて、実質的に均一な混合物が製造され、該混合物が触媒と接触すること;(C)酸素含有原料ストリームおよび炭化水素原料ストリームは、第一段に入る前に、約450°C〜約1000°C未満の温度に予熱されること;および(D)該第一の反応段に続く各反応段における該生成物の混合物温度は、600°Cを超えて1000°C未満であることが含まれる。好ましくは、本方法は、約5段以下を含み、工程(C)で述べられる第一段の予熱温度が約550°C超であり、該第一の反応段に続く各反応段における生成物の混合物温度は、少なくとも約700°Cである。
請求項(抜粋):
C1〜C4炭化水素を含む炭化水素原料ストリームを酸素含有原料ストリームで酸化して、COおよびH2を含む生成物を製造するための多段接触部分酸化(CPO)方法であって、CPO触媒の存在下、CPO条件下に行なわれ、以下の要件(A)〜(D)を満足することを特徴とする多段接触部分酸化方法。 (A)該方法のための全酸素必要量は酸素含有原料ストリームから増分的に導入され、第一の該増分的導入が第一の反応段で行なわれ、次の該増分的導入が少なくとも一つの次の反応段で行なわれ、該反応段が各々該触媒を含む。 (B)該第一の反応段においては該酸素含有原料ストリームおよび該炭化水素原料ストリームを混合し、該次の反応段においては該酸素含有原料ストリームおよびその前の反応段で製造された中間生成物を混合して、混合物を製造し、該混合物を該触媒と接触させ、該第一の反応段における該混合は、約10ミリ秒未満の混合時間で行なわれ、さらに該次の反応段において、該酸素含有原料ストリームおよび該中間生成物の該混合は、約1ミリ秒未満の混合時間で行なわれ、該混合時間が、該炭化水素原料ストリームと該酸素含有原料ストリーム、または該中間生成物と該酸素含有原料ストリームが相互に接触した時点から、該混合物が該触媒と接触する時点までの時間として定義される。 (C)該酸素含有原料ストリームおよび該炭化水素原料ストリームは、該第一の反応段に入る前に、450°C〜1000°C未満の混合物温度に予熱される。 (D)該第一の反応段に続く各反応段における該生成物の混合物温度は、600°Cを超えて1000°C未満である。
IPC (2件):
C01B 3/36 ,  C01B 3/40
FI (2件):
C01B 3/36 ,  C01B 3/40
Fターム (8件):
4G140EA03 ,  4G140EA07 ,  4G140EB03 ,  4G140EB16 ,  4G140EB42 ,  4G140EC02 ,  4G140EC03 ,  4G140EC08
引用特許:
審査官引用 (6件)
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