特許
J-GLOBAL ID:200903081486863361

片手機能障害者用食事補助具

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-263862
公開番号(公開出願番号):特開2000-051292
出願日: 1998年08月14日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】本発明は、片手に機能障害を持つ人達が、なるべく健康だったころと同じように食事ができるよう、障害の手の代りになる食事用補助具を得るにある。【解決手段】本発明は、食卓の台座1に柱2を垂設し、上下自在な架台3を設け、さらに片側にアーム5のついた軸4を該架台に回動自在に取り付け、アームの略先端部に食器を吸着できる吸盤6を取り付ける。アームの形状と長さは、食器の縁の口をつける部分がほぼ食器の回転中心となる構造とする。軸の回動は、減速機付モーター12で駆動させ、速度と方法は機構的な方法と電気的な方法で安全な速度と回転量の規制をする。架台3を柱2に上下させる方法は、柱側に歯付ベルト18を取り付け、架台側にノブ20のついた歯付プーリー19を取り付けて歯合させることにより手動で上下できる。なお、利き手がかなりしっかりしている場合は、食器を傾けるのに上記モーター12等を使用せず、アームの一部を突出させハンドル24を取り付けることによりすべて手動で動かせる。
請求項(抜粋):
食卓上の台座に所定長さの柱を垂直に設け、該柱に沿って上下する架台に該柱に垂直な軸を回動自在に取り付け、該軸の片側にアームを取り付けアーム先端部に吸盤を取り付ける。該アームの形状は、食器の底部を吸盤で吸着し該食器の縁の一部が前記した軸の軸芯方向から見て、該軸芯と高さも水平方向もほぼ同じになるようにする。片側にアームを取り付けた前記の軸はギア等を介して、架台に備えた減速機付小型モーターに連結している。該モーターの電源は、AC又は電池でも使用できる。電源のON/OFF、モーターの回動のスイッチ等は、小型のボックスに収め本体とはリード線で接続する。また、アームを取り付けた軸を、モーターを使用しなくとも手動で回動できるよう、アームにハンドルを取り付けて目的を達することができる。前記した架台を柱に沿って上下させる方法は、歯付ベルトを柱に固定し、該架台に手動で回動自在に取り付けた歯付プーリーと歯合させることにより行う。食器を本装置に固定する場合、吸盤の一部に吸着したときの圧力の変化で凹凸する薄いゴム幕を設け、該ゴム幕により入切するスイッチを設け、吸着の良・不良を表示し、さらにモーターの駆動をコントロールさせる片手機能障害者用食事補助具。
IPC (2件):
A61G 12/00 ,  A61F 4/00
FI (2件):
A61G 12/00 D ,  A61F 4/00
Fターム (6件):
4C097AA11 ,  4C097BB06 ,  4C097CC01 ,  4C097TB01 ,  4C097TB20 ,  4C341LL01
引用特許:
審査官引用 (9件)
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